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【SLAM DUNK GI】28話 「湘北 in ファンダメンタルテスト」


赤木剛憲が職員会議にて提案したファンダメンタルテストの件は、学校側も理解を示し実現する運びとなっ
た。


そして来たるその日の湘北高校体育館。



「こんにちは! 電光石火の宮城リョータです。本日はプロアスリート代理人スカウトの花形透さんをゲストにお呼びしまして、トライアウト等で行われるファンダメンタルテスト、体力測定を実際に私も受けます。」

「今回の企画は(電光石火の宮城リョータ、ファンダメンタルテスト受けてみた)です。花形さんよろしくお願いいたします。」宮城


「電光石火の宮城リョータ」収録も同時に行われた。


「先日、新設のUJBリーグチェアマン三田良佑さんが就任しました。これから動きも活発になるかと思いますが、平行して我々の仕事も動きが出ると思います。」


「移籍や解雇、新設チームも私の予想ではあると思っていますので、そこに売る選手のスカウト、原石を発掘するのも私の役割です。選手にはなれなかったのですが、このような形で日本バスケットボールの発展に貢献していきたいと思っています。」

「本日のテストで原石を発掘できるに越したことはないのですが、この動画を通じて全国各地でこのようなテストが行われ、夢を掴む若者が一人でも多く出ることを願っています。」花形


対談企画も進められた。


「よーし!! ゴリ!! はじめようぜ!!」桜木

「よし! 練習をはじめるぞ! ここは湘北高校だ。我々の目標である全国制覇に向けて練習だ。テストは終わってからだ!!」赤木

「ぬっ!?」桜木

問題ないよな? 花形?」赤木

「もちろんだ。苦しい時にどれだけできるかだ。」花形

「よっしゃー! このタフガイ&天才バスケットマン桜木にそんなもんハンディにもならん!」桜木



練習後、ファンダメンタルテスト及び体力測定が行われた。


「オラオラ! スピードならこの宮城リョータだ!」宮城

「フンフンフンフン 見よ このハンドリングを! キソだ。」桜木


「身長が低いだけでジャンプ力がないとは言ってねーぞ!」宮城


「うりゃー まだまだ走れるぞー!!」桜木


「・・・・・」

花形は時折、笑みを浮かべながらその様子を見守っている。

「あいつ 見た目以上にスピードがあるんだな、、、、あいつは練習後にも関わらずスタミナが切れていない。なるほど、、、、新しい発見だ。」赤木


赤木は手持ちの戦力の分析を欠かさない。そして全種目を終えた。


桜木の測定した数値を確認した花形は、



「うむ。走力、パワー、ジャンプ、スタミナ等の身体能力面の数値は申し分ないな。ファンダメンタルの部分は、平均かそれ以下か、、、リバウンダーというスタイルだからな。実戦でないと図りきれない部分がある。」花形


「フン 本番に強い男だ。」桜木






「よく 聞け 桜木。数値は問題ない。実戦の試合でどれだけできるか証明したいな。名を売れ!桜木!」花道



「おうよ!! 了解だ!! メガネ!!」桜木


「ゴン」

赤木のげんこつが炸裂。 

「ゴリいて―よ! いつも。 教師だろ! 体罰じゃ!?」桜木

「フン 俺とお前の仲だろ。」赤木

「はっ!? そういえばゴリって呼んでも怒らね―な。ゴリめ 照れ隠しか、、?(笑)」(心の声)桜木



「お前は二十歳を超えて、少しは大人にならんのか!? 花形さんだろ? これからもお世話になるんだろ?」赤木


「ぐっ、、、。ハ ナ ガ タ さ、、」


「トオチャンだ。トオチャンよろしく!!」桜木




「すまんな 花形。」赤木

「きにするな。」花形


桜木と宮城が切り上げようとしていたところ、


「リョーちん! 腹減ったな!? 今日はラーメンにするか!?」桜木

「うーん 運動後のラーメンは良くないんじゃね!?」宮城


「おい! 二人とも 何をしてるんだ?」花形

「!?」


二人が振り返ると花形がジャージを脱いでいる。


「桜木 名を売れと言っただろう? 宮城もストックは多い方がいいだろ?(バスケ代理人と勝負してみた) (バスケ代理人とリバウンド対決してみた)いい企画だろ。やるぞ!!」花形

「おう、、。」

「花道、花形さんってあんなキャラだっけ? ノリノリやん。」宮城

「いや 知らん。」桜木


柔のセンターとうたわれた花形透。翔陽トップの学力を持つ男の頭は柔軟なのである。





「フェイダウェイ!? あの身長で フェイダウェイかよ。」



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