Nikky 2024/07/31~08/06
2024/07/31
7月はなかった。いや、正しく言うならば数々の「頑張るとき」に挟まれていくつかの「楽しいとき」があったため、常にあっという間に時間が過ぎていた。充実と表現すればそれまでだけれど、今は気が抜けてしまってしょうがない。8月に入ったらちゃんとしようと思う。明日だけど。
2024/08/01
現ノートパソコンを手にしてから約4年、初めてステッカーを貼った。のは昨日で、今日はパタンと閉じた面に好きなものが詰まっているのに毎回嬉しくなる日。
言葉が浮かばないなあと唸っている時も、目の覚めるような衝撃を味わうのも、
このステッカーたちと一緒だと思うと、ここからどこへでも行けそうな気がする。心強さと勇気と頼もしさと。
こんなに元気をもらえるんだったら、勿体ぶらずに早くから貼ればよかった。
2024/08/02
映画を見に行ってから大学へ。本たちを返してから身軽になって、ずっと楽しみにしていたカレー&ルッテンの日。
Nikkyにもたくさん登場している「趣味があまりにも合うからバイト中にずっと話しかけてしまう先輩」ことフユさんと一緒に行く。初めて一緒に出かける。
初めに「エチオピア」というカレー屋さんで夜ご飯。「野菜カレーは身体に良いもの食べてる〜って感じするよ!」とフユさんが言うので、私も真似してそれを選ぶ。
問題は辛さ設定。70倍まで選べて、フユさんの最高記録は15とのこと。「辛いの好きだったら10くらいはどう?」と言われて、またもやそのまま頼む。
待っている間に不安になってきて、「食べられないくらい辛かったらどうしよう…唐辛子辛いのは無理なんだよな…辛ラーメンはダメだったんよぉ…」とドギマギしていた。
心配は杞憂。運ばれてきたカレーは唐辛子の辛さはなく、純粋にスパイスの刺激だけでとても食べやすかった。ただ、みるみるうちに汗をかいてくる…「涼しい顔して食べるね〜」と驚かれたけれど本当はめっちゃ汗かいてました、フユさん。。。
私たちの胃に迷い込んできたカレーを燃やしながら、レモンサワーのお店・ルッテンへ向かう。フユさんは随分前からこのお店の常連さんで、店主の荒岡さんとも仲良し。コーヒー出店の際も協力しているそう。(フユさんは不定期でコーヒーのお店を出している。)そして、私がよく通っているギャラリーとルッテンは繋がりが深いと知り「こんな偶然あるの!?」と驚きながらフユさんと一緒に飲みに行く約束をしたのだった。
一人でいるときは基本的にお酒を飲まないので、フユさんが一緒なのをいいことに、ウイスキー割りと黒糖焼酎割り(フユさんおすすめ)を飲む。
楽しい話も面白い話も辛い話もいっぱいたくさんしてしまって、いらないことまで喋った気もする。私は基本的に、コミュニケーションをとるための基本情報以外はこちらから進んで自分のことを話すことは少ない(と思っている)ので、半ば「第二の自己紹介」のような時間だった気もする。
そんなこんなでたくさん話し込んだけれど、結局私は「今が幸せなんです、今が楽しい!」という結論に着地していた。それって結構嬉しいな、と思う。
「どうしてとわいらいとちゃんがそういう人なのか、今日で分かった気がする。何より、今元気で良かった〜」とフユさんが帰り際に言ってくれて心がポカポカになった。前々から「こんな大人になりたいな!」という憧れの存在の一人ではあったけれど、やっぱり素敵な大人だなと確信した夜だった。追いハイボールをしていたのはさすが、ついついそういうことをしてしまうのも楽しいと思うのよ。これからもいろんなカルチャーや楽しい場所や服を教えてもらいたい。
「とわいらいとちゃん、桃よりイチジク好きそう」は名言だと思う。桃とイチジクを比べるセンスよ。ドライイチジク美味しかったですね。
2024/08/03
「曲を作る!」と息巻いていた気持ちはレポートと検定で吹っ飛んでしまって、1ヶ月が経ってしまった。「何にもしてないですすみましぇん…」とレッスンへ行ったら、「じゃー今から作ろう!」と言われたのでその場で歌詞を作ってみるチャレンジ。わーお。
この通り文章は書くけれど単語だけ抽出して並べる作業には慣れていないので、「これでもいいのか全然分からないどうしたらいいですか!!!」と質問攻めしながらホワイトボードへなんとなく書いていく。
先生曰く「先生は〜『くそくらえ』とかなんとかマイク通して歌ってたからなんでも大丈夫よ〜」だそう。うむ。説得力がある、パンクな人生の先輩である。(え?)
謎の図が誕生するなどしたけれど、どうにかまとまったような気がしたので今日のところは万々歳。ここからいかに進めるか…
大学一年生の時、なぜか私は「ジャズの通史をオールイングリッシュで学ぶ」という授業をとり、その期末課題が「好きなジャズミュージシャンについてプレゼンする」というものだった。確か「有名なジャズミュージシャンリスト」のようなものを先生が渡してくれて、そこから誰を選ぼうかと悩みながら片っ端から聴いていた。最終候補はドン・シャーリー(映画「グリーンブック」が好きだから)か一聴き惚れしたチェット・ベイカーだった。
その、まさに一聴き惚れした曲が "Everything happens to me" だったのだ。どうしても心を掴まれてしまったのでプレゼンのテーマはチェット・ベイカーに、彼の映画や本や音源をたくさん聴いて好きになった。
と、ここまで思い出したのは、Barbaraのアルバム全曲紹介Podcastを聴いたから。ラストに収録されている「Motion」の曲紹介の時に、「映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の劇中で演奏されている"Everything happens to me"が好きで、その世界観で曲を作りたかった」とお話しされていた。そのPodcastを聴いた時は何も思いださなかったのだけど、今日たまたま観たい映画をスタック(昨日、フユさんにFilmarksを教えてもらった)している時に「そういえば『Motion』の時に言ってた映画ってなんだっけ?」とスマホで調べようとした。
iPhoneを使っている方ならピンとくるかもしれないが、ホーム画面から直接検索できる場所がある。そこから検索するとスマホ内のアプリも含めて調べてくれる。メモアプリの内容まで含めて。
そこへ私は"Everything happens to me"と入力した。すると、先述したジャズの授業のプレゼンスクリプトがヒットした。そこで衝撃。(原稿ずっと残してたんだ〜とも思った。)原稿内で"This was the song that I got to know him by." と説明されていて、さっきの一連の記憶を思い出した次第。
こりゃびっくりするわ!ぐるぐる巡ってこんなところで再会するとは!面白い人生だ!
と一人で思い出し喜びした夜でした。
2024/08/04
人が並んでいるのを見ると自分もそこに並びたくなるという習性。分からなくもないけれど、それにしても並びすぎではないか。
こりゃダメだーと半分諦めていた休日のバイト。みんなが休みの時に働いて、みんなが働いている時に休もうとは思っているけれど、これじゃ労働で体力が全て持っていかれてしまう。疲れ続けている。疲れていない日なんて来ないのではないか!?と半信半疑になってしまう。そんな日。
それでもなお終わった後はなぜか元気が出てきて、そのままパークギャラリーへ向かう。今期は、写真家・一色一成さんとイラストレーター・石橋瞭さんの2人展『Reimagine』。一色さんが世界を旅して撮影した写真を、石橋さんがイラストにしてそれらを並べて展示する、という特殊な構成。
しかも、ただそのままイラストへおこすのではなくて、ワンちゃんや木々や拡大・縮小を加えて描かれているのでワクワクする。実は、春に石橋さんの絵を見たことがあって(スターウォーズのミレニアムファルコンをとーってもリアルに描いているのに驚いた記憶)またこうしてパークで作品を間近に体感できることが嬉しかった。
写真と絵を見比べていると、自然とオリジナルの物語が頭の中で始まる。
「国旗が靡いていて、ここはタイ。タイは電車の本数が少なくて、しかも定刻より早く出発するらしいから、この人たちは早く出発した電車に乗り遅れたのだろう。(乗り遅れたというか電車が早とちりしてるんだけどね!!!)表情が切ない…次くるの3時間後とかなんだけど…」みたいな。
一番好きな写真と絵の組み合わせのステッカーセットがあったから、それを買って帰った。
2024/08/05
全て中途半端で自己嫌悪→余計進まない→自己嫌悪という負のループにはまりそうだったので、とりあえず読みかけの本を読み終えることから始める。勉強する時間もしっかり取って、バイトにもちゃんと遅れずに行く。
約束を守ることも元気じゃないとできないから、ギブアップすることなく実行できることを言祝ぐ。
「言祝ぐ」という言葉が好き。字面から祝っていることはすぐにわかるし、口に出すと柔らかくほぐれていく優しさもあるから。
2024/08/06
書けば書くほど自信がなくなってきて、お腹も痛くなる。緊張してくる。たまにある。
真の夏休み始まった!という感覚と暑さにやられている実感がまぜこぜな1週間でした。
みなさまもご自愛なさってください〜
またね!👋
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