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京都がアツい〜その2〜

京都がアツい」連作、第二弾です。

〜その1〜を読んでいない方は下のリンクからぜひ!
YeYeさんについて書いています。

京都basedのミュージシャンを紹介する、本シリーズ。
二作目はTurntable Films です!
お昼のお供にぜひ。いざ〜いざ〜。


Turntable Films との出会い

知ったきっかけはYeYeさんと同じタイミング、Gotch and The Good New Times のライブ映像をYouTubeで見たことでした。

(何回でも載せちゃう。だって良すぎるから。)

このライブで一番下手(客席から見て一番左)にいる方が、Turntable Films のボーカル&ギターの井上陽介さんです。

初めは「ギターを爽やかに弾くお兄さん」と捉えていたのですが、
Can't Be Forever Young』ではハーモニカを吹き、
The Sun Is Not Down』では「ぽわーん」と鳴る楽器を弾き(何という名前かわかりません、誰か!)、
Tokyo Bay』では超絶バンジョー登場。

んわ!これは只者ではいらっしゃらない!

と感じた私は、井上さんそしてTurntable Films を調べてみることにしたのでした、、。


Turntable Films について

井上陽介(Vo,Gu)/ 谷健人(Ba. Vo)/ 田村夏季(Dr) メンバーの地元である京都にて結成された3ピース・バンド。2010年2月にミニ・アルバム「Parables of Fe- Fum」でデビュー。

同年11月にライブ会場限定アルバム『10 Days Plus One』をリリース、2012年4月にはファースト・フル・アルバム『Yellow Yesterday』をリリース。日本のインディーロック・シーンでの確固たる地位を獲得した。そして2015年11月、2ndアルバム「Small Town Talk」をonly in dreamsよりリリース。全曲日本語歌詞へとシフトし、Sandro Perriの手によりミキシングされた。

2020年、11月に3rdアルバムを『Herbier』をリリースした。

https://turntablefilms.bandcamp.com/ より

そして、井上さんはnoteも書いていらっしゃいます。
最近は日記やエッセイの類は更新されていないようですが、井上さんの言葉は素敵です。
ライブ情報やリリース情報はnoteで随時更新されるので、要チェックです。
(井上さんのソロ名義がSubtle Controlです。)

スタジオライブセッションもYouTubeにて公開されています。

(この動画、映像が山川哲矢さんでゲストミュージシャンが下村亮介さんなんですよぉぉ。うれしみの舞。)


Turntable Films の楽曲

カントリーやジャズが組み合わさって、さらに爽やかなポップネスも加わっているという絶妙なバランス感覚。
いろんな植物が共存していて、陽の光を全身で受けて、どんどん育っていくような生命力を感じられる曲たち。
私はまるで植物園にいるような気分になります。
「日本人の血にないよね、カントリーって」(by Gotch)なので、カントリーがミックスされていることで、少し異国感の漂うところも魅力の一つだと思います。
(ディズニーに行ってワクワクする理由として
「異国風の建物・装飾+異国風BGM」という環境に自らを置くから
という要素があると感じるのですがそれと同じだと思います。余談ですが!)

そして、いつもと違うのは「サウンドだけで一気に引き込まれた」という点です。
いつもは日本語詞の曲を聴くことが多いので、一聴してみてその曲を気に入るかどうかの基準に「歌詞にグッとくるか」というのが大きく関係してくるのですが、Turntable Films の楽曲は英語詞が多いのです。
すなわち、ファーストコンタクトにおいて歌詞ではなく、楽器の音や英語の音の置き方や組み合わせ方etc…(=サウンド)だけで「好き!」となったというのは、かなり私にとって大きいことです。
(英語はまあまあ得意ですが、日本語詞の曲と同程度のスムーズさで英語詞を理解することは未だに出来ないので。いつかそうなるまで英語を身につけたいものです。)
もちろん、「歌詞にグッとこない」というわけではありません。後から確認して、「良いですわね〜、好き!」となります。

さらに、作品のビジュアル面(CDジャケット)もかなりお気に入りです。

このページにディスコグラフィーとしてCDジャケットが並べられていますが、どれもこれも楽曲やアルバムの雰囲気とマッチしています。

この曲たちを絵や写真で表すとすればこうなるのか〜〜、確かに!!

と心の底から思います。

CDジャケットを見ながらそのCDを聴きたい

と感じるバンドの一つです。

私の好きな曲はこれ。

ギターもベースもドラムもキーボードもボーカルもそれぞれ別の舞をしているのに、上手く組み合わさって曲としては大きく緩やかなダンスをしている感じ。
「それぞれのパートをつなぐ結節点のようなものがコーラスなのかもしれないなぁ」なんて思いました。

I just wanna hold you~


京都basedの意味

こんな感じで
YeYeさん
Turntable Films
と京都を拠点に活動するミュージシャンについて書いてみました。

ここで少し”京都based”の意味を少し考えてみたいと思います。
内情を詳細に知っているわけではないのですが、東京に吸収されないエッセンスが京都にはあるのではないかと感じています。

確かに東京はあらゆるものの拠点が集中していて便利だけれど、音楽が生まれる場所って必ずしも利便性の有無で決定されるわけではないとも思うのです。
その場所にある建物や人や空気や植物や気候から何から、その全てはその土地がもたらすものであって、それぞれの土地にそれぞれの特色があるわけです。
これは京都に限った話ではありません。福岡にも、北海道にも、高知にも、群馬にも、etc…それぞれの良さが必ず存在するはずです。そしてもちろん東京という土地がもたらすものもあります。

私の場合、その「京都エッセンス」が好みだったというだけにすぎません。
みなさんが次に音楽を聴くときには、「この人はどこでこの曲たちを作っているのか」というポイントに注目してみると、面白い発見があるかもしれません〜。


さて!今日は大好きなミュージシャンのライブを見に行ってきます!
なかなか私の移動可能圏内にいらっしゃらない方なので嬉しい限り。このライブのこともいずれ記事にしようかな!

ということで行ってきま〜す。
みなさんも良い日曜日を。

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