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ScratchでChatGPTを使ったら面白そうなので実験してみたら、やっぱり面白かった!!

小学校の算数で、Scratchのペン機能を使って、正三角形を描く場合があるが、それをChatGPTにお願いして、コードを作成してもらうってのはどうなのかなと考え、実験してみようと思う。

もし、ChatGPTにお願いして、Scratchのコードを作成してもらえるなら、
①授業の導入として使えそう。
②授業者の負担が減る。
③児童生徒がChatGPTに教えてもらうことができる。
 コードを考えるのが苦手な子はChatGPTに助けてもらえる。
④児童生徒がChatGPTと会話を繰り返しながら、試行錯誤できる。
⑤児童生徒が自分自身で作りたいコードをChatGPTの助けを借りながら作ることができる。

等のメリットがある。

個人的に特に大きいメリットだと感じるのは、

⑤自分自身で作りたいコードをChatGPTの助けを借りながら作ることができる

さて、どうなるか。

実際に、
ChatGPT(4o)に正三角形を描くコードを考えてもらう。

ChatGPTの回答

それでは、教えてもらった通り、Scratchで作成してみる。
ScratchのコードとChatGPTが示したコードの日本語が違うが、迷うことなく作成ができた。

Scratchで作成したコード

実行した結果

実行した結果、正三角形が描けた。

ただし、逆三角形になっている。
正三角形の向きが気になるので、コードを修正したいと感じた。
コードの修正の仕方は、
ChatGPTにこうしたいから修正して!とお願いするのもありだと思うし、
自分でここを直したらいいかなと試行錯誤するのもあり

ChatGPTにお願いしても、こちらの意図は1回では完全に伝わらないことも多いし、それを受けてさらにこうしたいと思う気持ちの方が強かった。
これは、児童生徒個々の性格だったりするところで変わってくるかもしれないが、授業で使えると思った。

特に、個人的にメリットだと感じたのは、前述の①~⑤のうち、

⑤自分自身が作りたいコードをChatGPTの助けを借りながら作ることができる

だと思った。

正三角形を作ったら、次は正方形、正五角形、正六角形、正七角形・・・
と気になってくる(教師側は気になるような言葉がけをする)

さらには、
星形を作りたいとか、
正三角形を塗りつぶしたいとか、
立方体を描きたいとか、

2人で協力して、もっとすごい図形を描いてみようとか
プログラミングが面白いから、もっと学んでみようとか

将来的には、
3次元のものを視点を変えて見れるようにしたいだとか、
3次元でゲームを作りたいだとか、
じゃあ、レイトレーシングを使ってみようとか、3次元空間をポリゴンで表現しようとか

コード作成をChatGPTという専門家に助けてもらいながら、
いろいろと試行錯誤して進めることができる。

これって主体的・対話的で深い学びじゃない?

個別最適で、協働的な学びじゃない?



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