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味噌むすびが教えてくれたシンプルと本質の大切さ

【241むすび】おむすび権兵衛(青山) しょうがみそ

過情報社会がマジでやばい。日々休まることなく、テレビでもスマホでも情報が増えていく。統計によると、2020年の世界中の情報量は、44ゼタバイトに達するとのこと。(ちなみにバイトとは、データ量の単位)

1ゼタバイトを数字で書くと1,000,000,000,000,000,000,000バイトになるらしい!
ということは、44ゼタバイトは、
44,000,000,000,000,000,000,000バイトということになる。

なんのこっちゃ!

よくわからないので、このゼタバイトをもっとわかりやすく例えてみる。
1バイトを砂の一粒とみた場合に、1ゼタバイトというのは、地球上にある、あらゆる砂粒の合計数のイメージらしい。(砂場やビーチや砂漠など、全部)

ということは、今年2020年1年間で、地球44個分の砂粒の数だけ情報があふれてくるということだ。
もう、人間の情報処理能力では、まったく対処できないらしい。

そこで、大切なのが、本質を見るチカラだ。
たくさんの情報の中から、なにが必要で、なにが重要なのかを捉えて、その価値を見極めていかなくてはならない。価値は本質に近づくとシンプルになっていくもの。

そうすれば、溢れる情報のプールの中でも、溺れることはないだろう。

ということで、シンプルに本質が見えるおむすびの話。

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おむすび権兵衛のショーケース。
美味しそうなおむすびたちが並んでいる。
その中段に並んでいるどっしり三角形のおむすびたち。
「塩むすび。玄米。しょうがみそ」

どれも見た目がシンプル。
大きく重厚感がある。

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選んだのは、しょうがみそ。
塩むすびの1つの面に、しょうがみそが塗られているだけ。

ところが、これが驚くほど、うまい。
とくにお米が甘くて、もちもちで、とにかくうまいのだ。

実は、おむすび権兵衛のお米は、農家からの買い上げ価格を相場よりかなり高い価格で行っているらしい。米の相場に影響されることなく安心して米作りができることは、農家にとっても高いモチベーションになっている。

一方で、年5回、社員が契約農家のお米で塩むすびを作ってブラインドの食べ比べを行い、味、香り、甘さ、外観などをチェックして順位をつけ、年間トータル順位が3年連続で最下位だった農家は契約終了というルールもある。品質を守るためのチェック体制もしっかりしているということだ。

しかも、ここファーマーズキッチン青山店のお米は、3店舗しかない、無化学、無農薬という特別なお米を使っている。

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このお米に、ピリ辛のしょうがみその組み合わせ。まさに、素材を活かすストレート勝負の味だ。

この120円のシンプルなおむすび、過情報社会に飲み込まれてしまいそうな現代人に、本質の大切さを教えてくれるようだ。

また、食べにこようっと。

ご馳走たまでした!


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