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お寿司とおむすび、その曖昧な境界面

【1152むすび】
《連続1371日目!》すしべん(羽田空港)海老天



日本は食文化が豊かな国。
街に出れば、レストランでもコンビニでも、さまざまな食に出会うことができる。

その日本の食文化の中心にあると言えるのが、米食だろう。
中でも最も歴史が古く、人々からずっと愛されている食メニュー、それが「おむすび」である。


そのおむすびに匹敵するくらい日本で愛されている米食メニューがある。

それが、お寿司だ。

子どもから大人までみんなが楽しめるような回転ずしもあれば、食通を唸らすような高級店もある。



そんな、おむすびとお寿司。
この2つの境界があやふやだということが、おむすびチャレンジを通じて見えてきたのだ。

過去にもいろいろ書いているけれど、その境界はさらに曖昧になってきている。


●お寿司とおむすび、その曖昧な境界線


●お寿司とおむすび、その曖昧な世界線


果てして・・

お酢を使っているのがお寿司?
お酢を使っていないのがおむすび?
魚介類を使ったらお寿司?
ご飯の中に具を入れたらおむすび?

回っているのはお寿司?

そのまま食べられるのはおむすび?
醤油とワサビをつけるのがお寿司?

大きさの問題?
カタチの問題?


その違いはなんとなくわかっているつもりだけれど…
実は、境界が曖昧だったりもする。


そもそも江戸時代のお寿司はおむすびみたいな大きさとカタチだったと聞く。
メニューとして無理に分けようとすること自体が、ナンセンスなのかもしれない。



羽田空港第2ターミナル。
海外から訪れる人も多く、かなり混雑している。


実は、いつも空港には早めに行って、飛行機の中で食べるおむすびを探していたりする。
空弁、いや「空むすび」探しだ。


空弁を扱っている、売店でこれまで見たことのないおむすびを発見!
穴子、鮭、焼き鯖、海老天・・

なるほど、いろいろ種類があるなあ。

んっ。

よく見ると‥品名に何か書いてある。

すしべん・・

寿司?弁?

もしかして、これお寿司なの???


いちばん、お寿司とは遠そうな海老天むすびを購入!

寿司なのか、おむすびなのか、それとも天ぷらなのか・・
早速食べてみよう。


上空1万メートルは、おむすびタイム。
少しこぶりなおむすびに大きな海老天。
ごはんは、少し茶色い感じ。

さっそく、いただきましょう。
がぶっ。

あーなるほど!

ごはんが酢飯になっている!
この色がついているのは、天ぷらのたれというよりも、赤酢みたいなものかもしれない。
そこにぷりっぷりの海老天。

揚げ物だけど、さっぱりとした味わいで何個でも食べられそうだ。

お寿司だけど、おむすび。
これは、なかなかいけるぞ!


窓の外には、空と雲の境界が少しずつ交わるように見えていた。


お寿司とおむすびの境界面。
今はまだ、曖昧なままの方がいいかもしれない。



ご馳走たまでした!



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