「言葉遣いがひどいから契約しない」新卒1年目、クレームをもらった企業との出会いが、私を一人前の営業に変えた。
こんばんは〜 つぶだてるでマーケティング部長をしているさきてぃです。
この記事はつぶだてるのValue「枠を超える~Attack the edge~」をテーマに書かれた記事です🌼
本来であれば、「クレームをもらったお客さんなんて怖い！」「怒られたくない！」とためらう人が多い中で、枠を超えた経験かなと思います。社会人6年目の今になっても「あの時の自分に負けてられない！」と自分を鼓舞するエピソードのひとつです。
「採用は困っているけど、あなたの言葉遣いがひどいから無理。」
新卒でリクルートに入社して、中途人材紹介の法人営業を経験しました。「採用したい！」という企業に、「この人、採用しませんか？」と営業をする仕事。新卒1年目の最初の半年は、新規開拓を経験して、1日100件電話をかけることもありました。
主に、アポイント数と契約数が目標で、とにかく採用に困っている企業とお打ち合わせがしたい、そして契約を結びたい。そんな思いでひたすら電話をかける日々でした。
そして、ある1社と電話が繋がった時に、タイトルの言葉を言われるのです。
「採用は困っているけど、あなたの言葉遣いがひどいから無理。」
相当、酷かったんでしょうね。敬語も尊敬語もよくわからないような状態で、ひたすら電話をかけていました。
その場では、「申し訳ございませんでした！！！」と勢いのままに電話を終えたのですが、後々「あれ、でも採用には困っていると言っていたぞ」と気づいたのです。
「私の言葉遣いのせいで、採用に困っている企業を見逃すのか…？」
と考えた私は、言葉遣いを直し、数日後改めてその会社にお電話したのです。
「必ず成長するよ、頑張ってね」
正直な話、また怒られるのではと胃が悲鳴を上げていました。だけど、勇気を出して、電話をかけました。
「言葉遣い、直したので一度お時間いただけませんか？」
単刀直入にお伝えしました。
そうすると案外、「ああ、いいよ。」の一言。
電話を終えた瞬間、一連の出来事を知っていたリーダーやメンバーと一緒に「アポ獲得しました！！！！ウォーーーー！」と一緒に喜んだことは今でも覚えています。(笑)
当日は、電話でお話した人事の方とお打ち合わせでした。採用の状況を詳しく教えていただき、無事契約をいただくことができました。
お打ち合わせの最後には、「こういう子が成長するんだよね、頑張ってね」と人事の方も、今回再度電話をしたことを褒めてくださり、あの時もう1度電話をかけていなかったら、契約もこの言葉もなかったと思うと、一歩を踏み出して良かったと思う経験になりました。
本来なら、「クレームをもらったお客さんなんて怖い！」「怒られたくない！」と、もう一度電話をしてみようなんて考えないと思います。
今回のように「枠を超える~Attack the edge~」行動をしたことで、出会えたご縁、そして、営業として1人前になるきっかけだったなと今となっては、思います。
あなたの「枠を超える~Attack the edge~」エピソードぜひお聞かせください！
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