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本ができるまで~科研研究成果公開促進費(学術図書)を申請するの実録(所属先を通さない場合・汎用版)
私が『債鬼転生―討債鬼故事に見る中国の親と子―』(知泉書館 2019年)を出版したとき、一番ストレスに感じていたのは、タイムスケジュールが分からないことであった。申請の締め切りが分かっているとはいえ、そこに到る通過ポイントはいくつあって、それを何時までに越えなければならないのか、ほとんど情報がなかった。
博士論文を出す時には、同じ研究室同じ締め切りで頑張っている仲間がいたので「~っていつごろや
学外者が京都大学図書館で貴重書を閲覧してみた。(覚書)
先日京都大学で貴重書を閲覧してみました。京都大学附属図書館での貴重書閲覧の規則は、京都大学付属図書館のHPによると、こうなっています。
閲覧希望日の2週間前までに郵送で申し込み、閲覧希望日は複数用意、という部分を読むと、軽いめまいがしましたが、閲覧しないことにはどうしようもありません。しかし、所属先の図書館に相談したところ、京大との交渉は代わりにやってくださる、とのことで、「貴重図書閲覧願」と「
お金の話~科研研究成果公開促進費(学術図書)を申請するの実録(所属先を通さない場合・汎用版)
※出版に当たって、各所に払ったお金を支払った順番に。
1、 一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)提供・研究倫理教育eラーニング
平成31年度公募要領の中で、受講を促されたもの。義務なのか否か、何時までにうければ良いのか、どこかの段階で受講したかどうかチェックされるのか、すべてが謎であった。どうも昔から有るものではないらしく、この点を科研費応募経験者複数に訊いても全く要領を得なかった。ま