見出し画像

学外者が京都大学図書館で貴重書を閲覧してみた。(覚書)

先日京都大学で貴重書を閲覧してみました。京都大学附属図書館での貴重書閲覧の規則は、京都大学付属図書館のHPによると、こうなっています。

閲覧希望日の2週間前までに郵送で申し込み、閲覧希望日は複数用意、という部分を読むと、軽いめまいがしましたが、閲覧しないことにはどうしようもありません。しかし、所属先の図書館に相談したところ、京大との交渉は代わりにやってくださる、とのことで、「貴重図書閲覧願」と「貴重図書閲覧リスト」に記載することを全部所属先図書館の係の方にお渡ししました(1月2月は、コロナでなくと入試対応で学外者の入構が難しいので、HPで確認する)。

数日後所属先図書館から許可書を受け取りました。当日身分証明書を持って行くなどの注意も受けました。

当日は新幹線で京都に着いたら市バス206に乗り、京大正門で降りて図書館へ。少し早めに着き、図書館のゲートで許可証と身分証明書(始めて使ったマイナカード)を示すと、許可証に日付のハンコが押され、丸いバッジを渡されて付けて、貴重書閲覧室に連れて行かれました。説明を受けてから外のロッカーに要らないものを預けます。持っては入れるのは、お財布類・紙の書類・黒鉛筆(備え付けのものあり・自分のが使いやすければ持ち込める)ハンカチです。スマホとiPadは持ち込み不可なのでロッカーに(時計は部屋にある)。また、事前にデジタルペーパーは使えるか問い合わせたのですが、余り良くない感じだったので冒険しませんでした。

トイレで手をよく洗い、貴重書閲覧室に入ると既に本はスタンバイしていますので、閲覧します。時間はあっという間に過ぎますが、時間は過ぎても別に追い出しはかかりませんでした。

帰りは貴重書閲覧室の中の人に声をかけて帰ります。複写がある場合は、その場で書類を出して、写真撮影を頼みます。図書館から出るときは丸バッジを返すのを忘れずに。使用済みの許可書は貰えます。正門近くの時計台の中は売店になっていて、絵はがきとかお土産とか買えます。

帰りは百万遍のバス停から宿泊場所へ。バス停は正門でも百万遍でもそんなに距離は変わりません。

追記…京都駅八条口から、hoopという京大へ行くバスが出ているそうです。こちらに乗ると206よりかなり早く到着できるとのことです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?