記事一覧
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その174
174)DNA運動・創生「記」(146)
DNA運動では、市民ニーズの把握のため「アンケートの実施」も推奨していました。
その手前、DNA運動の開始から約1年経ってから、市民と職員に対してアンケート調査を実施しましたので、今回はその結果をお知らせします。
ちなみに、令和4年度の「市政に関する信頼度調査」の結果では、「信頼できる」という回答は83%となっており、このアンケート結果の70%
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その173
173)DNA運動・創生「記」(145)
私が役所生活での心残りの仕事は「庁舎内でBGMを流すこと」でした。
庁舎管理担当の課長をしていた頃、朝夕の始業・終業時間に合わせてBGMを流すことを思い付き、実際に1か月間試行して職員アンケートまで取って好感触を得たのですが、機材の関係、その他の問題をクリアできずに、そのまま別の部署に異動したため実現できませんでした。
音楽のある生活は心に安ら
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その172
172)DNA運動・創生「記」(144)
今回は「仕事には『愛』が必要」との書き込みです。「どんな仕事にも愛をもって接しましょう!」ということのようです。
DNA運動の「D:できるから始めよう N:納得できる仕事をしよう」のあとの「A」が「愛をもって仕事をしよう」でも、良かったのではないかと思います。
ちなみに、私も公務員になる前に区役所の窓口を利用した際に、つっかけを履いたくわえタバ
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その171
171)DNA運動・創生「記」(143)
DNA運動は、「D:できるから始めよう N:納得できる仕事をしよう A:遊び心を大切に」の頭文字を取ったものですが、今回は「N:納得できる仕事をしよう」の考察した書き込みがありましたので、それを紹介します。
この中で、以前から私は「住民満足=職員満足」が特に大事だと思っています。つまり、「職員満足の先に住民満足が繋がる」ということです。
そのた
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その170
170)DNA運動・創生「記」(142)
「タウンミーティング」 主に地域住民の生活に関わるテーマを話し合う対話型集会、と言うことですが、これが大々的に進められたのが小泉政権の時です。
今回は、実際にその集会に参加された方が感想を記されていましたので、それを紹介します。
私にとって「タウンミーティング」と言えば、福岡市長選で現職を破って当選された方が「聞きたかけん」(=博多弁で「聞きた
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その169
169)DNA運動・創生「記」(141)
今回の書き込みを読んで、昨年10月に札幌市が「ギャルを研修講師に呼んで、職員研修を行った」ことを思い出しました。
札幌市の場合、周りからは賛否両論の嵐だったそうですが、もし、20数年前に福岡市が同じことをしても、「『遊び心』が大事だからね」で済ませられたような気もします(^^ゞ
やはり研修を受ける時に一番大事なのは、「どんなことでも学ぼう」とい
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その168
168)DNA運動・創生「記」(140)
このDNA改革が始まって「CS」(=カスタマー・サティスファクション)、いわゆる「お客様満足」という言葉が、福岡市役所内に認知されてきたような気がします。
それに伴って、実際に市民や利用者等からアンケートを取って、その結果を施策に生かそうとする動きも出てきました。
その中で、「市政だより」(=市の広報誌)に関するアンケートの結果をどう施策へ生か
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その167
167)DNA運動・創生「記」(139)
今回の書き込みを読んだとき、「キッザニア」が私の頭に浮かびました。
最近、投資をはじめとした「お金」への関心が高まり、それに伴って「投資詐欺」の被害額もうなぎ上りに増えています。
今はまさに、子どもの頃から正しいお金への理解を進めることが必要な時代になっていると思うのですが、これを20数年前に行政施策として取り組んでいたとは思いもしませんでした
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その166
166)DNA運動・創生「記」(138)
山﨑市長の「マニュアル化」の提案に対する書き込みが続きましたが、再度、山﨑市長からの書き込みがありましたので、これでこのテーマは最後にします。
山﨑市長はいくつかの書き込みの中で「共有価値」という言葉に琴線が触れたようで、そのことについて書き込んでおられますので、今回はそれをご紹介します。
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福岡市役所「DNA運動」の記憶・その165
165)DNA運動・創生「記」(137)
山﨑市長の「マニュアル化」の提案について、「スピード感が大事!」という書き込みに対して「十分に時間をかけて検討することも必要」という意見が出されましたが、この2つは単純に相反するものではないと思っています。
つまり、「スピード感」と「十分な検討」のどちらの方が優先度が高いのか、それを見極めて対応を決める必要があると考えている訳です。
このあたり
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その164
164)DNA運動・創生「記」(136)
今回は、当時、私が所属していたDNA運動の推進部署から、「DNA小咄」として書き込んだものを紹介します。
DNA運動の「D」は「できるから始める」ですが、これは「できない理由から探さず、「できる」という前向きな意識から入ろう」という意味です。
私は、これを「山崎市長の遺言」ととらえて、大切にするように心掛けています。
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福岡市役所「DNA運動」の記憶・その163
163)DNA運動・創生「記」(135)
国や地方自治体予算において、社会保障費の占める割合は年々、増加しているようです。
特に、現在生活保護行政に携わっている身としては、いわゆる生活扶助費よりも医療扶助費の額が多いことに驚いています。
今回の書き込みの提案のように、高齢者の皆さんに楽しく元気になっていただき、医療費の支出を抑制できれば、まさに一石二鳥ですね。
ちなみに、温泉県の大
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その162
162)DNA運動・創生「記」(134)
山﨑市長の「マニュアル化」の提案に対して、当時の総務企画局長が書き込みをされていますので、それを紹介します。
「行政がやることはとにかく時間がかかる」ということは、今でもよく言われることです。しかしながら、これだけ時代の変化が激しい時代、検討に時間をかけすぎては手遅れになることも予想されます。
手遅れにならないために、私は、「人命や財産の侵害に
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その161
161)DNA運動・創生「記」(133)
いろいろと批判も多かった「DNA運動」掲示板ですが、時には事業施策についての素晴らしい書き込みがあり、それに対する「掲示板上の議論」もされていました。
今回はこれを紹介しまします。
前提として、この当時、福岡空港を福岡市と北九州市の中間にある玄界灘の新宮沖海上に移設して「新福岡空港」とする計画がありましたので、それを想定した内容になっています。
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その160
160)DNA運動・創生「記」(132)
平成13(2001)年当時、「福岡市経営管理委員会」の石井幸孝委員長や上山信一委員を中心に、今回の一連の経緯をまとめた書籍「自治体DNA革命」が発売されましたが、それを当時の総務企画局長が紹介してくれました。
特に、「DNA2002計画」は市役所職員の「組織風土や発想、意思決定の仕組み」などの「仕事のやり方」の変革を目指すもの、という記述には本質を
福岡市役所「DNA運動」の記憶・その159
159)DNA運動・創生「記」(131)
前々回の山﨑市長の「マニュアル化」の提案に対するレスの第2弾です。
今回は、実際にマニュアルを作成した経験がある方が、的確な分析を行っておられます。
1.の「せっかく作っても更新されずに使い物にならなくなっている」とか、2.の「仕事が増えすぎてマニュアルを作り時間がない」という課題は今でも存在するでしょう。
また、3.の「がんばってマニュア