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福岡市役所「DNA運動」の記憶・その174

174)DNA運動・創生「記」(146)
 
DNA運動では、市民ニーズの把握のため「アンケートの実施」も推奨していました。
 
その手前、DNA運動の開始から約1年経ってから、市民と職員に対してアンケート調査を実施しましたので、今回はその結果をお知らせします。
 
ちなみに、令和4年度の「市政に関する信頼度調査」の結果では、「信頼できる」という回答は83%となっており、このアンケート結果の70%から大きく数字を伸ばしています。
 
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◆DNA運動に関する職員アンケート・市民アンケート結果
    (市長室行政経営推進担当 平成13(2001)年11月1日掲載)
DNA運動をはじめ、今回のDNA計画に基づく改革の動きについて、進捗度や市民の方の認知度等を把握することを目的に、平成13年9月~10月に、職員アンケート及びシティモニターアンケートを実施いたしました。

職員アンケートでは無作為抽出で依頼をし、259人の方にご協力をいただきました。お忙しい中ご回答いただきまして、どうもありがとうございました。
大変遅くなりましたが、以下、結果の概要を掲示しております。

① シティモニター アンケート
・DNA運動等、DNA計画に基づく改革の動きについて知っている人は35%。
・行政サービスが以前より良くなったと感じている人は約3割(29%)。 
←→「以前と変わらない」(32.2%)、「分からない」(36.4%)

・「良くなった」と感じることのトップは、区役所の窓口
・今後の市役所の改革によって変わって欲しいと思うことは何か、との問いに対して
 回答の多かった項目は以下のとおり。
  -職員の対応 59.1%
  -業務のスピード 51.1%
  -財政健全化 43.2%
  -図書館、保健所など公共施設におけるサービスの質・内容 41.3%
  -申請書類などの書きやすさ 38.6%

・7割の人は、福岡市役所が「市民のための公共サービス機関として」、また「地域活動のパートナーとして」信頼できると感じている。
 信頼(24.2%)+やや信頼(45.8%)=70%

② 職員アンケート
・DNA運動をはじめとした今回の改革を評価しているか、という問いに対する結果は以下のとおり。
  -評価している     29.8%
  -少し評価している   42.5%
  -あまり評価していない 20.8%
  -評価していない     6.8%

・DNA運動等を通じて、自分の行動や考え方が変わったとする人は回答者中4割強(43.6%)。また、概ね5~6割の人は、身の廻りで仕事のやり方等の変化を感じている。

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