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福岡市役所「DNA運動」の記憶・その172

172)DNA運動・創生「記」(144)
 
今回は「仕事には『愛』が必要」との書き込みです。「どんな仕事にも愛をもって接しましょう!」ということのようです。
 
DNA運動の「D:できるから始めよう N:納得できる仕事をしよう」のあとの「A」が「愛をもって仕事をしよう」でも、良かったのではないかと思います。
 
ちなみに、私も公務員になる前に区役所の窓口を利用した際に、つっかけを履いたくわえタバコの職員に対応されてイラっとしたことがありますが、やはり民間では考えられないことだったのですね。
 
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◆ 「A」は愛?(S室H課 Fさん、平成13(2001)年10月29日掲載)
先日、HISの九州営業本部長 O氏のお話を聞く機会がありました。
急成長した同社ですが、秘訣は「他社との差別化」。同業者に電話をかけまくって、窓口の対応とか、情報の量とか、回答までに時間を調べたそうです。

それと、組織の内部では、「価値観の共有」と、「仕事への愛」。
価値観を共有できない人はやめていく・・・・というところは、まねのできないところですが、価値観をアピールするリーダーの強い意志、というものを感じました。

仕事への愛。「コピー1枚とるのにも愛を持ってやれ」といっているそうです。そうすれば失敗しない。なんでも愛を持ってやらなければ・・・。こうやって培われた組織風土が急成長を生んだのだなあ、と、大変納得させられる話でした。

ベンチャーとか、個人事業主さんの前で一番話しにくいのがDNAのA「遊び心」です。皆さん食うや食わずや、不眠不休で働いておられます。
「A、が「愛」だったらよかったのにな」などと個人的には思ってしまいます。

蛇足ながら、O部長が「競争のない公務員」の典型としてあげられたのは、「窓口職員がつっかけで仕事をしていること」だそうです。

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