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福岡市役所「DNA運動」の記憶・その163

163)DNA運動・創生「記」(135)
 
国や地方自治体予算において、社会保障費の占める割合は年々、増加しているようです。
 
特に、現在生活保護行政に携わっている身としては、いわゆる生活扶助費よりも医療扶助費の額が多いことに驚いています。
 
今回の書き込みの提案のように、高齢者の皆さんに楽しく元気になっていただき、医療費の支出を抑制できれば、まさに一石二鳥ですね。
 
ちなみに、温泉県の大分県では、高齢者医療費の支出は少ないでしょうか?(^^;
 
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◆ 老人医療費削減の具体案(H区H課 Tさん、平成13(2002)年10月17日掲載)
昨日新聞を見ていたら、老人医療費の記事が載っていました。それによるとなんと福岡県は一人あたりの老人医療費が全国一高いと言うことでした。
(福岡県平均約100万円 全国平均85万円 ※数字だいたい)
 
医療費は一人あたりの医師数・病院数・ベッド数などに比例するそうで、福岡市民は充実した医療環境にあるといえますが、それとは逆説的な見方も一面の真理のように思えました。
 
いずれにせよ全国一の医療費については健康的に削減できないのかと思っていたところ、5、6年前ラジオで聞いたことを思い出しました。それはどこかの自治体が温泉を掘って入浴できるようにしたら、老人医療費が減ったという話です。
(具体的な数字は知らないのでどれほど効果があるのかはよくわかりません)

そこで思いついたのは同じようなことを福岡市でもできないだろうかと言うことです。

温泉を掘るのはお金がかかるので、現在市内に点在する大きい銭湯(レジャー施設みたいな銭湯)の無料券を一定以上の年齢の方に配布してはどうでしょうか。

これらの施設は現在ブームで大入りと聞きますが、平日の昼間はすいているはずです。(多分)そこをうまく交渉して厚生会のレジャー施設のような契約をし、平日昼間限定の無料敬老入湯券のようなものを発行できれば、老人医療費削減に効果があると考えました。

さらにその銭湯に高齢者同士の交流の為の掲示板をおいて、仲間募集!!など各種サークル活動を始めやすい環境を作ります。私はそういった交流の総量を増やすことが医療費の削減につながると信じています。そういった情報に接する場を作るのが難しいことだと思うのですが、無料で入れる銭湯ということであれば、日頃他の人と交流の機会のない人でも出向いてきてくれるのではと思いました。

またそのサークルには公民館を優先的に使用してもらうとか、職員サークルへの助成金のように高齢者サークル助成金みたいなこともできるかもしれません。

実現するとすれば最初はモデル地区みたいな形でのスタートになると思いますが、銭湯側にもメリットのあることだと思います。十分な利潤をあげることができるのであれば公費を投入せずに、新たな福祉施設ができることも期待できます。

既に実施済みであったり、計画中だったり、過去に検討していて結論がでていたりするのであればごめんなさい。寝入りばなにそんなことを考えついたのですが、考え出すと「我ながらナイスアイディア!!」などと調子に乗り、とりとめなく考えてしまいずいぶん遅い時間になってしまいました。おかげで今日の朝危うく遅刻しそうになった事は秘密です。

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