佐藤 利博

マツリカCo-Founder & HR Division Manager /セ…

佐藤 利博

マツリカCo-Founder & HR Division Manager /センスメイキングで組織開発LifeStocksパートナー / Gallup認定ストレングスコーチ / LEGO® SERIOUS PLAY®ファシリテーター/ SHRM公認資格&ISO30414資格取得

最近の記事

【書籍紹介】フロー体験 喜びの現象学

「本問自答」これは以前、ある方に教えてもらった言葉です。本を読むことで頭の中に問いが立ち、それに答えようとすることで内省が深まっていく… 今回はそんな問いが生まれる書籍の第一弾として「フロー体験 喜びの現象学」を紹介します。 本書の構成(目次)ざっくり400字まとめミハイ・チクセントミハイ氏による著書で、目的の一つは「日常の些細な事柄でさえ、最適経験(フロー)をもたらす個人的に意味のあるゲームに変換する方法を開発すること」だと書かれている。 フローとは、一つの活動に深く

    • 0歳の娘が推しているであろう絵本のランキングをつくってみた

      娘が生まれてからほぼ毎日継続していることに絵本の読み聞かせがあります。面白いことに絵本によって娘のリアクションは全く違います。今回はそのリアクションを厳正に審査し、娘が推しているであろう絵本をランキング形式でお届けしたいと思います。 なお、娘は現在9ヶ月ですので、0歳児向けの絵本が対象となります。 また現時点でのランキングではなく、これまでの全期間トータルでのランキングとなっております。それではどうぞー! 第5位:頭のいい子に育つ0歳からの親子で音読しましまぐるぐるやどう

      • 守破離の守→破っぽい話

        あるワークショップの設計をしている。 ストレングスファインダーを使ったマネジャー向けのプログラムだ。 これまでも同じテーマで設計したことはあるのだが、 お客様の状況や期待、ゴールは異なるので、一定のアレンジは必要になる。 こんな風に研修プログラムやワークショップを設計する機会があるのだが、 そんな時にふと思い出す話がある。今日はその話をしてみようと思う。 ある日の話前職に転職してまだ日が浅い時期のこと。 ある研修プログラムを受注し、その納品に向けて準備していたところ、

        • 今、改めて「祭り化」について考えてみる①

          「祭り化」という言葉を初めて聞く人も多いだろうと思います。それもそのはず。この言葉は私の造語です。ただとても大切にしてきた「言葉」です。 私が前職時代に感銘を受けた考えの一つに「世界とは認識主体によって創造された言葉の網の目である」というものがあります。言葉によって世界を分節しているということです。 この考え方からすると、世界を変えるというのは突き詰めていくと、「新しい言葉を生み出して波及させていくことであり、新しいラベリングを行うこと」だと学びました。 それ以来、私は

        【書籍紹介】フロー体験 喜びの現象学

          ビジネス現場におけるLEGO® SERIOUS PLAY®(レゴ シリアス プレイ)メソッドと教材を活用したワークショップの有用性や魅力について解説します

          約1年前、LEGO® SERIOUS PLAY®(レゴ シリアス プレイ)というメソッドのファシリテータ資格(正式名称:LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ)を取得しました。 LEGOとは皆さんご存知の “あの” レゴブロックです。これまでもレゴブロックを使ったワークを提供していたことはあったのですが、ビジネスパートナーが当該資格を持っていたこともあり、私自身も本家をしっかりと理解しておいた方がファシリテーション

          ビジネス現場におけるLEGO® SERIOUS PLAY®(レゴ シリアス プレイ)メソッドと教材を活用したワークショップの有用性や魅力について解説します

          ストレングスファインダーを提供するGallupが「優れたマネジャー」をどう捉えているのか?をひも解いてみたら◯◯だと分かった

          マネジャーの役割は「チームのエンゲージメントと生産性を上げるために、メンバーが自分の内面を探り、独自の才能を解き放ち、パフォーマンスを改善するようにそれらを行使する手助けをする」ことである、とGallup社ストレングスコーチングガイドに載っています。 これまでGallup認定ストレングスコーチとして、ワークショップやコーチングなど様々な形でマネジメント層の方々をご支援する中で「マネジャーの役割は理解してもらえたとしても、それを実践するのが難しいんだよな・・・」と感じる自分が

          ストレングスファインダーを提供するGallupが「優れたマネジャー」をどう捉えているのか?をひも解いてみたら◯◯だと分かった

          【厳選7冊】組織人事の領域で15年働いてきた私を支えた珠玉の書籍たち

          ある時は組織人事コンサルタントとして、またある時は企業人事として、組織人事領域を生業として早15年。支援者と当事者を行き来していることから『組織屋』と自己定義していますが、そんな私を形作った7冊の書籍を時系列に沿ってエピソードとともに紹介してみようという試みです。 このnoteは以下を目的に書きました。 ①自己紹介noteの代わりとして、本の紹介を通じて自分を知ってもらうこと ②組織づくりに奮闘する経営者・人事担当者の皆さんに、そのきっかけやヒントとなる名著を紹介すること

          【厳選7冊】組織人事の領域で15年働いてきた私を支えた珠玉の書籍たち

          「育休バディ制」導入マニュアル~押さえるべき3つのポイント~

          育休開始から早6ヵ月。この記事は、育休も後半戦に突入したこの段階で「これはやって良かった!」と感じていることを残しておくものです。これから育休を取る方や既に育休中の方にとって少しでも参考になれば幸いです。本文に入る前に簡単に自己紹介を… 理解ある会社と頼もしい職場メンバーに恵まれ、皆が快く送り出してくれたおかげで、何の気兼ねも心配もなく育休を満喫しているところです! ※そんなマツリカに興味を持っていただけた方、遠慮なくご連絡ください! はじめにこの記事の趣旨は「子育てはバ

          「育休バディ制」導入マニュアル~押さえるべき3つのポイント~

          Gallup認定ストレングスコーチの私が、チームマネジメントにストレングスファインダーをフル活用してみた話

          皆さん、こんにちは!ストレングスコーチをやっている佐藤(@toshi0310maz)です。 タイトルにフル活用などと少し大袈裟に書いてしまっていますが(笑)、本noteでは私がストレングスファインダーを、メンバーの成長支援やチームづくりにどのように活用したのかを具体的に紹介しようと思います。やったことは比較的シンプルですので、これを読んでいただいている皆さんにも参考にしてもらえると嬉しいです。 前提私は2023年1月中旬からHR Division(いわゆる人事部)のマネジ

          Gallup認定ストレングスコーチの私が、チームマネジメントにストレングスファインダーをフル活用してみた話

          ストレングスファインダーを使ったチーム向けワークショップ 5つの魅力

          皆さん、こんにちは!Gallup認定ストレングスコーチの佐藤です。 本noteではストレングスファインダーを使ったチーム向けワークショップの魅力を5つに整理していますので、この記事を読んで興味を持っていただけた方はお気軽にご相談くださいね!それではどうぞ。 ①チームの特徴や傾向が掴めるこのワークショップは参加メンバーの資質を一覧化しているシート(※キャプチャ参照:チームストレングスグリッド / 各メンバーのTOP5をナンバリングする)を使います。つまり、そのチームの上位資質

          ストレングスファインダーを使ったチーム向けワークショップ 5つの魅力

          伝説の求人広告にリスペクトを込めて、マツリカの求人用コピーを作ってみた

          こんにちは!マツリカの佐藤です。 突然ですが、皆さんはこちらの求人広告をご存知でしょうか? 1900年代初頭、探検家アーネスト・シャクルトンが南極探検隊の隊員を募集するために、新聞の片隅に掲載した伝説と言われる求人広告です。このわずか3行の広告に、 5,000名以上の応募があったといいます。 私がCorporate管掌として自らHRを担当していた時期、この求人広告にインスパイアされて作ったコピーがあります。その当時は会社紹介資料の最終頁に載せていました。再び仲間集めに邁進

          伝説の求人広告にリスペクトを込めて、マツリカの求人用コピーを作ってみた

          変わり続けるために書くということ

          久しぶりのnote。新たな取り組みの狼煙を上げるために書きました。 今回のテーマは「書く」ということ。正しくは「変わり続けるために書く」ということ。最後に募集事項があるので、時間がない方はそこだけでも見てもらえると嬉しいです。 書くことで内省する今の自分の仕事は、新たな自分や新たなチームに変わろうとする人達への支援をさせてもらうことが多いです。テーマは営業改善、マネジメント強化、強み開発など様々ですが、目指す姿を明確にした上で、そこに至る道のりをナビゲートする役割を担ってい

          変わり続けるために書くということ

          ストレングスファインダー 5つの落とし穴 ~さあ、華麗に飛び越えよう~

          皆さん、こんにちは!何気にGallup認定ストレングスコーチもしている佐藤(@toshi0310maz)です。 ストレングスファインダーを活用する際に気をつけるべきポイントを簡単にまとめようと思います。今回は効果的な活用方法というよりも、「どんな使い方をするにせよ、最低限この点に気をつけておかないと、このツールの良さを引き出せない」ということを記載することにしました。実際に受けたことある方も、これから受けようとしている方も、ぜひ読んでみてください。それではストレングスファイ

          ストレングスファインダー 5つの落とし穴 ~さあ、華麗に飛び越えよう~

          リモートワーク中に腹落ちした「組織の強さの源泉」とは?

          創業当時からリモートワークOKな会社ですが、それでもお客様先には訪問していましたし、定例MTGがある時には割と会社に出社していました。そのような状況から完全リモートワークになって早1ヵ月が経とうとしています。外に出掛けることもできませんので、この時間である気づきを残しておこうと思います。 組織の強さとは何なのか? 私はカスタマーサクセスとして働いておりますが、下記noteにも記載している通り、組織変革屋であると自己定義して活動しております。そのため「組織」について思考を巡ら

          リモートワーク中に腹落ちした「組織の強さの源泉」とは?

          マカオの夜に学んだことを今こそ活かそう

          いつか彼のことをnoteに書こうと思っていましたが、今がその時だと思ったので筆を取りました。今回の主人公は大学時代の友人であるTJ君です。 TJ君とは高校時代から知り合いではあったのですが、深く付き合うようになったのは大学からでした。TJ君は規格外の人物なので、一言で言い表すのは難しいですが、自分では「暇に耐えられる暇人」と称しておりました。 彼はどういう漢なのか?彼は、ほぼ自分の部屋でハイライトを吸って過ごしています。煙を吐いては煙で輪っかを作っていました。煙が目に染み

          マカオの夜に学んだことを今こそ活かそう

          組織変革としてのカスタマーサクセス

          皆さん、こんにちは!株式会社マツリカの佐藤(@toshi0310maz)です。人事からカスタマーサクセスに異動して早1ヶ月が経ちました。仕事始めに決意のnoteを記載しましたが、その決意とは組織変革屋としてお客様と向き合うというものでした。 実際にお客様とやり取りする機会も出てきましたので、1ヶ月経過したこのタイミングに「組織変革としてのカスタマーサクセス」とは何を意識して、何にこだわっているのか、その3つのポイントを記載したいと思います。 ① 態度変容の3ステップ これ

          組織変革としてのカスタマーサクセス