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レーティング表と先延ばしの黒魔法の言葉 ストラテラ服用日記41日目


80mg増量して17日目
コロナのせいで、今日も休業。

動悸は殆ど感じなくなった。
鳥肌とゾワゾワ感はある。最近は、タイミングによっては足の方までくることもある。
40mg だった時は、腕と側頭部・後頭部だけだったのが、80mgになって範囲が広くなった。

昨日、とりあえずやれる仕事は全部やったので、今日は久しぶりにスッキリ休みを満喫できた。

とは言っても、発達障害の本と仕事の本で勉強してた。

奥さんと一緒に、ゆったりできるチェーンのコーヒーショップで勉強していたのだが、そこでちょっと衝撃を受けた。

勉強していた発達障害の本に、レーディング表を作るといいと書いてあった。


レーディング表とは、疲れの度合いを0〜10までクラス分けして、3は寝ても疲れが取れない、6は睡眠が取れない、9は疲れて正常な判断ができないとか。
仕事の困り度合いを、クラス分けして、どの段階でどう行動するか(例えば、5を超えたら先輩に相談、7を超えたら上司に相談、とか)を決めておくといい、と書いてあった。

この本が言いたいことは、分かった。
奥さんにその話をすると最初は、???だったのが少し説明すると分かってもらえた。

しかし、問題はここからで、本に書いてあることも奥さんに説明して分かってもらえるぐらいには理解してるし、目的も分かるんだけど・・・、

今、自分がどの段階にいるかが判断できない!

これは困った。レーティング表が作れても(作るのもややこしくて難しい)、自分を客観視して段階分けするのはとても難しい。

その話を奥さんにしたら、奥さんも頷きながら、
「私が「疲れてる?」って聞いた時も、あなたは考え込んで答えられない時があるから、そのレーティングは難しいだろうと思う。逆に、自分のことなのに疲れてるかどうか分からない、答えられないということが、不思議でしょうがなかった。」と言われた。

色々、衝撃が走った。定型の人は、自分がどの段階にいるか分かることに、とりあえず驚いた。

思わず聞き返した。
「君は、このレーティング表を作って、自分がどの程度の疲れ具合とか、仕事でどの程度困ってるか、分かるの?」
奥さん「うん。普通に分かるよ。だから、やばいと思ったらすぐに相談か報告に行く」

そ、そうなのか。定型の人は、それが分かるんだ。だったら、適切なタイミングで、報告・連絡・相談ができるわけだ。

俺は、自分の疲れ具合も困り具合も、漠然としか分からない!

さっきの奥さんからの問いで言うと、「疲れてる?」って聞かれた時の脳内は、(疲れてるっちゃあ疲れてるし、疲れてないっちゃあ疲れてないし、疲れてるって言うのもなんだから疲れてないって答えよう)と数秒かけて考えた上で、「うーん、疲れてないないかな。」というなんとも曖昧かつ滑稽な答えになる。

ちなみに、その時の脳内で考えた、疲れてるって言うのも〈なん〉だから、の〈なん〉は全く意味をなしてない。プライドなのか体裁なのか世間体なのかカッコつけたいのか、自分でも全く説明できないが、その瞬間はそれで納得し発語する。

さらに思い返すと、仕事中にもこの、〈なんだから〉〈あれだから〉的な言葉を多用している気がする。特に、先延ばしの理由にしてる気がする。あくまでも個人の見解ですが。

結局、なんの理由もなく、仕事も期限も曖昧して終わってしまう黒魔法の言葉かもしれない。恐ろしい。明日から気をつけよう。

結論として、レーティング表の作成は良さそう。作ったら、自分の客観視の一助になるかも?と考えました。やれそうなところからレーティング表、作ってみようと思います。

では、皆さんも素敵な発達ライフを。

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