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ASDの多弁について ストラテラ服用日記532日目

ASDの方は多弁だ、というと皆さんの認識としてはどうだろうか?

ASDの方はコミュニケーションが上手く行かず静かな人が多いという印象が多いかも?
もしくは好んで静かにしているひとが多いと考えている人もいるかも知れない。

逆に、専門的なこととなると一度話し始めると止まらなくなったりするので多弁だと思っている人もいるかも知れない。

今日の話は専門的なことではなく、オープンダイアローグの話だ。


参加して頂いた方は分かってもらえると思うけど、かなり心理的安全性の高い空間で話をする事ができる。

その中で話すと、専門的でなく情緒的なことでもASDの方が多弁になることは往々にしてある。
ASD特性の強い方が相談者をやった場合、一番はじめに相談内容を話してもらうのだが、それだけで30分近く話す方もいる。

そして話していくうちにどんどん表情が明るくなっていくのが分かる。

さらに質問タイムで色々な方から質問が来ると、とても嬉しそうな表情になる方も多い。


つまり、本当は楽しくおしゃべりしたい人が多い。多いというか、おしゃべりしたい感覚は健常人と同じようにあるのだ。ただ、空気の読めなかったり、失言をしてしまった過去から塞ぎこんでしまっているというのが適当な表現だと考えている。

ファシリテーターとしては、心理的安全性のある空間を作れている証左になるのでそういう方が嬉しそうに話をしているところを見るのは、こちらも嬉しくなる。と同時に普段感情を抑え込んでいるんだなと思うと少し悲しくもなる。

皆がお互いの多様性を認められる社会になれば、そういうことも減っていくのだろうと思う。


普段話せてないけど話したいことがたくさんある人も、是非オープンダイアローグに参加してみてください!!!

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