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「ご利益」の受け取り方


遅ればせながらあけましておめでとうございます。
昨年は沢山記事を読んでいただき嬉しい限りです。
一番見られた記事を確認してみると、気やオーラの違いについて考察していた記事が伸びていました。
やはり皆さまも気になる点なんだなぁと思ってましたねぇ。
何かの参考になれば嬉しい限りです。

これからも少しずつでも伝えたいこと、思う事、スピリチュアルとの上手な付き合い方など投稿できていったらいいなと思います。
今年もよろしくお願いします。

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【御利益について】

さて、本日は「ご利益」についてお話していこうかと思います。

まずご利益とはちょっとだけ違う「運気」について軽く説明しますが、「運」というモノは人智も及ばぬ目には見えないエネルギーの領域(周波数)になります。

以前からチラホラ続いている開運のお話でも紹介していますが、「運」とは日頃の行動や意識の持ち方で比較的その領域(周波数)に触れやすく、関わりやすく、その恩恵を預かりやすくできるんですね。

神社やお寺の人が規則正しい生活を心掛け、毎朝掃除を行った後「お勤め」と称した祝詞挙げ等をするのは、より深く、より太く、より長く、そういったエネルギーや人知を超えた神々と繋がりやすくするためでもあります。

つまり、「運気」は自身の行動次第で大なり小なりコントロール可能なエネルギーなのです。


では「ご利益」とはなんでしょうか。
神社やお寺でよく聞く「ご利益」というのは、目に見えない領域でひっそりと存在しているであろう八百万の神々からの恩恵を受けることをさしています。

運気を上げるために何かしらの努力をし、目標達成するために何かしらの行動をし、ある程度のことを「自分自身」で築き上げた先の、「後のことは神のみぞ知る」という部分の恩恵をさします。
でも人生において思わぬ出来事というのは沢山ありますよね。
誰よりも頑張っているはずなのに成就できなかったり、誰よりも努力しているはずなのにいつも邪魔をされたり良いとこ取りされたり、全ての準備が整いこれから!という時に不慮の事故にあったりと色々です。

ご利益とはそういった物事を上手くいかせるように力を働かせたり、不慮の事故などに遭わない様事前にきっかけを与えたり、邪魔をしてくる波動の良くない人を遠ざけたりと陰で力を働かせて助けてくれるものです。

こういった事を「おかげさま」と言い、おかげ様の言葉の中には「今日も今日とて見えぬ力のお陰で生きていられます(生かされています)」といった意味合いも含まれているのです。

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【ご利益をより良く受けるには】

しかしそんな神々に対し、「なぁんだ、じゃあ祈れば御利益を受けられるんだ」という訳では無い事を皆さんご存じでしょうか。

実は「御利益」を受けるためには条件があるのです。

その条件とは以下のような事があげられています。

1:八百万の神など目に見えない領域はあると信じていること。
ご利益を受け取るためにはまず、そういった目に見えない領域の存在を信じていないと受け取れません。
何故受け取れないかというと、与える側の神々のエネルギー(周波数)と、受け取る側の人間のエネルギー(周波数)のチャンネルのようなものが合わないと繋がらないからです。
そしてそれは決して宗教に加入しなさい、○○如来さまを信じなさい、○○観音さまを信じなさいという事ではありません。
宗教、思想やオカルトに留まらず、自然科学の分野も含めて「(目に見えぬ存在により)人は生かされている」と自覚し、それについてありがたみを感じながら生きると言うことです。
もちろん、何か信じている神様がいらっしゃれば熱心に信仰しても構いませんし、自分の中にある神様を信じるのでも結構です。

2:自他共に認めること
他人は勿論ですが自分自身をも認めてあげることです。今流行りの「自己肯定感」を上げていこうとも取れますが、厳密には自分の心に素直になり心地良いものを選択してく。そして他者を認めるとは他者に対して自分の価値観で評価しないという事です。
例えば、約束をいつも守らない人が友人の中にいたとして、「約束は守るべきだ」とその友人を変えようと躍起になるのではなく、「あ、この人はこういう人なんだな」と感じて自分とは合わないなと思えば縁を切ればいいし、それ以外で好ましく馬が合う部分があるのならそこに目をつぶって付き合っていけばいい。そんな感じです。

3:不平不満を控えること
これは結構重要なのですが、他人に対して怒りや不平不満、妬みや憎悪を向けないということ。
といっても人間誰しもが大なり小なりイラっとしたり嫉妬したりはある事でしょう。ここでは怒りは抑えましょうとか感じないようにしましょうという事を言っているのではなく、自分自身が感じて自分の中で消化できるのなら良いのですが、それを外側に向けて出してしまうのがよろしくないのです。
1でお話ししたように恩恵を受け取るには神様に合わせてエネルギーを上げなければなりません。
マイナスな行動や言葉、いじめや暴力、嫉妬や憎悪による足を引っ張る行動などは、とんでもなく低いエネルギーの波動の中に居るといっても過言ではありません。
そうなってしまうと神様がいくら応援しても、エネルギーを注いでくれても本人に届かなかったり受け取れなかったりしてしまうのです。

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人によってはどんなに自由に振舞っても、どんなに無茶苦茶な人でも人気者で許されて、本人に自覚がなく周囲に迷惑をかけている人でさえも物事がうまくいき、「なんかこの人の人生イージーに進んでるなぁ…」と感じることも多々あるでしょう。

しかしながらそれはあくまでも「その人の人生」であって、あなたの人生ではないのです。

苦労の少ない人を「良い人生の星の元に生まれてきた」と勘違いしてはいけません。
苦労を知らない人はそれだけ感謝を知りません。それだけ人の痛みもわかりません。
それは間違いなくいつかどこかで廻り巡って本人への課題として現れる事でしょう。
それが今すぐにそうなるかはわかりません。その人はもしかしたら来世で大変な苦労をするかもしれません。

そこまで踏まえて「他人のこと」なのです。
いつかどこかで痛い目を見るかもしれない、と、その人の事ばかり考えていてはせっかくのあなたの人生が勿体ないです。
「今」は自分ができることに集中し、神様をどこかで感じながら自分自身を鼓舞してズンズンと歩みを進めるほうがよっぽど良いですよ(笑)

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しかしながら神様って明るくて陽気で、いつも笑っているかのような人がお好きと言われます。

逆境や困難を魂の課題として受け取り、大変な思いをしながらも前向きに突き進み、「何とかしてくれよぉ!」と叫ぶ人よりも「見ててね神様、私今できることをやって頑張ってみるよ!その手助けしてください、応援してください!」という祈りを捧げる人に恩恵は授かりやすく、そして魂的にも一番成長し、やっぱり最終的には「前向き」「陽気」「自分を信じている」「神的存在を信じている」というような方々に、今までの反動分の幸福という恩恵を与えていると私は感じます。

現在進行形で辛すぎる事柄と直面している人には現段階で刺さらない言葉かもしれませんが、「落ち着いたらそこで腐ってないで行動してみて」と、神様はいつも静かに傍で見ていると私は感じます。

大変な時代の真っただ中にいますが、ひとりひとりが意識的に覚醒していき、この逆境ともとれる時代を共に強く乗り越えていけたらと願います。

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