学校に行きたくない。【猫のキマグレ悩み相談】
うんうん、そうなんだ。
学校楽しくないんだね
毎朝布団からも出るのも辛いんだね。
学校に行かなきゃ…って思うだけで頭が痛くなるんだね。
でも、行かないとお父さんやお母さんが困ると思って頑張って行ってるんだね。
そうか、キミは優しい子だね。
自分の気持ちを抑えてまで家族の事を考えているんだね。
責任感の強い子だね。
でも、キミ自身はどうしたいのかな?
身体や心からのメッセージは、もう届いているんじゃないかな?
それは、もちろんキミ自身がよく分かってるよね。
もう一度考えてみてごらん。
すぐに答えは出なくても良いから。
こうやって、目を瞑って自分に問いかけてみてごらん。
自分とお話しはできたかな?
そうか、今は休みたいって言ってるんだね。
それがキミの本当の気持ちだね。
それで良いんだよ。
本当に苦しい時ってさ、ついつい自分の心の声に耳を傾けられなくなっちゃうからね。
まずはね、目を瞑って落ち着いて考えてみるんだよ。
時間がかかっても良いから、ゆっくりね。
そして、自分の声が聴こえてきたらそれに従ってみる。
キミは考え過ぎて、疲れていたんだね。
あれもこれもと色んな荷物を抱えてしまっていたんだね。
キミは優しい子だから、家族を困らせたくないって気持ちで両手が塞がって自分の気持ちを拾い上げられなくなっていたみたいだね。
大丈夫だよ、お父さんもお母さんも大人なんだ。
でもキミはまだ子ども。
大人よりも、抱えられる荷物は少ないんだ。
まずは自分の事を大切にしてあげれば良いんだよ。
少し休む時間を作って、それから考えれば良いんだよ。
抱えていた荷物を、一度置いて。
大丈夫、キミの両手は空いたんだから。
まずはキミの疲れた心を優しく両手で包んであげよう。
一歩ずつでいい。
自分を責めなくても良い、家族に対して罪悪感を持たなくてもいい。
まずは自分を大切に。
そこから全てが始まるんだよ。
さぁ、お父さんとお母さんに話しにくいのなら私が一緒について行ってあげるから。
キミの正直な気持ちを話してごらん。
まずはそこからだよ。
大丈夫、キミは子供なんだから親に迷惑をかけるのが仕事なんだ。
もちろん、キミの両親は迷惑だなんて思っちゃいないさ。
私も大きくなった子ども達がいるけど。
少なくとも、私は自分の子ども達が元気でいてくれればそれで良いって。
そう思ってるし、そう願ってる。
よし、それじゃ。
服部 佳弘
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?