Satomi Onuma

備忘録的に読書感想書いてます。 海と山と植物と筋トレとコーヒーと読書と絵を描くことが好…

Satomi Onuma

備忘録的に読書感想書いてます。 海と山と植物と筋トレとコーヒーと読書と絵を描くことが好きです。バイクと出社と砂糖が嫌いです。

最近の記事

読書感想2024#6 「Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる」

2024年6冊目の読書感想文は「Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる」ポール・ホーケン編著(山と渓谷社・2022年発行)。 なんだろう、知識の宝箱、みたいな本ですかね。すーごい勉強になった。 以下自分的にほえーって思った部分をまとめました。 読書メモ人間が変わる一番の要因は、周囲の人が変わるとき。信念が人間の行動を変えるのではなく、行動が人の信念を変える。ストレスは行動を起こすべきだという脳からの合図。(p.17) 森林の炭

    • 読書感想2024#5 「超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由」

      2024年5冊目の読書感想文は「超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由」Testosterone著(文響社・2018年発行)。 ざっくり感想書物というよりは文字量多めの週刊誌のような感じ。 Testosteroneさんのツイート→インタビュー記事→漫画という形式になっているので非常にライトに読めます。 筋トレに興味がない人でも飽きずに読めそう。 読書メモなるほどポイント 焦燥感を取り除くには中重量、睡眠の質を高めるには高重量 有

      • 読書感想2024#4 「ゼロ秒思考」

        2024年4冊目の読書感想文は「ゼロ秒思考」赤羽雄二著(ダイヤモンド社・2013年発行)です。あ、10年以上も前の本だったんだね。 ざっくり感想ゼロ秒思考というタイトルから自信満々のビジネスマンが唱える精神論的な本かと思いきや、メモ書きのHow to が徹底的に書かれた、メモ書きにそんな細かいルール要るのだろうかと疑問を抱くレベルのノウハウ本でした。 この本を読んだ理由中田あっちゃんのYouTubeで紹介されていて興味を持ちました。 悩み事に時間を無駄に費やさないための方

        • 読書感想2024#3 「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」

          2024年3冊目の読書感想文は「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」筒井美希著(MdN・2015年発行)です。 感想 日本人全員がこの本を読んだら今より少しいい世の中になるんじゃないか。そう思うほど充実した内容の本でした。 「目で見て楽しむ」とサブタイトルにあるように写真や図解が多いこの本は大人の絵本といったところでしょうか。直感的に理解ができる本となっています。 私はデザインの仕事もしていますが独学だったので知識の補完になりとてもありがたかったです。

        読書感想2024#6 「Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる」

          読書感想2024#2 「ジェイソン流 お金の増やし方」

          2024年2冊目の読書感想はWHY!?な方いきました。 「ジェイソン流 お金の増やし方」厚切りジェイソン著(ぴあ・2021年発行)です。 著者のジェイソンさんの軽快な文章は読みやすく面白かったです。そして英語圏で育った人が日本語で本を書けることにびっくりです。頭いいなあ。 ただ、お金を増やすためのTipsが書かれているこの本。 私はこの本を買うことが何よりもお金の無駄遣いだったのでは、と思うほどあまり参考にならない本だと感じました。 「金の亡者」とはよく言ったもので、

          読書感想2024#2 「ジェイソン流 お金の増やし方」

          読書感想2024#1 「ハーバードが教える最高の長寿食」

          2024年1発目の読書感想。今年はたくさん本を読めるといいな。 今回の本は「ハーバードが教える最高の長寿食」満尾 正著(朝日新書・2023年発行)です。 以下、本に記載はない私の知識や派生して調べたことも含めて、私が覚えておきたいと思った本書の箇所をまとめました。 まとめ♦︎現代日本人に不足している栄養素はビタミンD・マグネシウム・亜鉛 ビタミンD ┗免疫力アップ、筋力維持、脳神経機能の維持、感染症予防、アレルギー疾      患の改善が期待できる。 ┗日光浴と食事に

          読書感想2024#1 「ハーバードが教える最高の長寿食」

          読書感想2023#11 「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」

          はじめに こんにちは。今年も早いものでもう11月ですね。年の暮れを意識する時期に入ったにも関わらず日本は連続夏日予想とのことで、絶賛地球沸騰中といったところでしょうか。一体我々の住処はどうなってしまうんでしょうねぇ。 さて、今年11冊目の読書感想は「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」Susan Cain著(講談社・2015年発行)です。 11月に11冊目ってことは大体月に1冊しか本を読めてないんだなぁ。もっと読みたいのにな。 こちらの書籍は、内向型人間にス

          読書感想2023#11 「内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える」

          読書感想2023#10 「スマホ脳」

          はじめに 暑さのせいか本を読むのも億劫で1ヶ月ぶりの読書感想となってしまいました。今年10冊目の読書感想は「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン著(新潮新書・2020年発行)です。多分読んだの5回目くらい。改めて読んで感想を書こうということで。 こちらは本国のスウェーデンでも大ベストセラーとなったそうですが、日本でもベストセラーとなり、2021年に最も売れた本となったそうです。 え?ほんと?この本がベストセラー?? だってスマホってやばいよね、依存性高いから気をつけて使わない

          読書感想2023#10 「スマホ脳」

          読書感想2023#9 「夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク」

          今年9冊目の読書感想は、超ベストセラーいきました。水野敬也氏の夢をかなえるゾウシリーズの最新版、「夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク」(文響社、2022年5月発行)です。 ざっくり感想 さすがベストセラー。面白くてあっ!という間に読み終えました。最初に「夢をかなえるゾウ1」を読んだのは大学生だったか社会人だったか、いずれにせよだいぶ昔のことだったかと思いますが、その時も面白くて夢中で読んだことを記憶しています。 今回もその面白さは健在。電車の中やカフェで笑い

          読書感想2023#9 「夢をかなえるゾウ0 ガネーシャと夢を食べるバク」

          読書感想2023#8 「サピエンス異変―新たな時代「人新世」の衝撃」

          はじめに 前回の読書感想から結構日が空いてしまいました。なんたって今回の本は読みづらくて時間がかかっちゃった。原文は英語なので、和訳になるのですが和訳って日本語なんだけど日本語ではしない表現だからすごく読みづらいんですよね。特に前半が読みづらかったのですが、訳者が前半と後半で分かれてるのかな。まあいいや、次からは原文で読むようにしよ。 というわけで、今回はヴァイバー・クリガン=リード氏の「サピエンス異変―新たな時代「人新世」の衝撃」(飛鳥新社・2018年出版)の感想文です

          読書感想2023#8 「サピエンス異変―新たな時代「人新世」の衝撃」

          読書感想2023#7 「直観を磨く 深く考える七つの技法」

          今年7冊目の読書感想は、前回に続き田坂広志氏の著作、「直観を磨く 深く考える七つの技法」(講談社現代新書)です。 この著者の本は読みやすいですね。めちゃくちゃ頭の良い方だと思いますが、文章は非常に分かりやすく、めちゃくちゃ頭の良くない私でもあっという間に読み終えることができました。面白かったし、大きな収穫を得ることができました。 この本は大きくは三部構成となっており、第一部ではサブタイトルにある通り、深く考えるための思考法が述べられています。そして第二部と第三部ではゼロ・

          読書感想2023#7 「直観を磨く 深く考える七つの技法」

          読書感想2023#6 「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」

          今年6冊目の読書感想は田坂広志さん著「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」(光文社新書)です。 この本の読書感想文を書くというのは私にはなかなかハードルが高いものになるだろうと今感じています。理由は2点。理系の基礎知識に乏しい私には量子科学や宇宙の話は理解が追いつかない部分も多かったから。もう1点は「死」という難しいテーマを扱った本だから。ですが、思ったこと感じたことを自分にできる範囲で正直に記していこうと思いますのでお読みいただければ嬉しいです。 まず、私が

          読書感想2023#6 「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」

          読書感想2023#5 「生き物の死にざま」

          はじめに 今年5冊目の読書感想は稲垣栄洋さん著「生き物の死にざま」(草思社文庫)です。 いや、めちゃくちゃ面白かった!生きるとは何なのか考えさせられる、人生観が変わるほどの読む価値のある本だと思います。 全部で29章、29の生き物たちの死に様が、物語のようにわかりやすく描写されています。以下にそれぞれの生き物たちの印象に残った箇所をまとめていきたいと思います。 印象に残った箇所(生き物) 「ハサミムシ」 ハサミムシという虫(どんな虫だろうと検索したらGに似ていてギョッと

          読書感想2023#5 「生き物の死にざま」

          読書感想2023#4 「中洞式山地酪農の教科書」

          はじめに 今年4冊目の読書感想は中洞正さん著「中洞式山地酪農の教科書」東海教育研究所出版です。 私は普段ビジネス書やサイエンス系の本を読むことが多くいつもと少し毛色の違う本だったのでとても新鮮でした。 簡単な本の概要です。 構成は5章で、山地酪農の歴史に始まり、その目的、具体的な技術論、著者の中洞先生のこれまでの歩み、後継者の方々による寄稿文(これが意外と長かった)となっています。 「山地酪農の教科書」というタイトルだけあって、まさに山地酪農を行うために必要であろう知識や

          読書感想2023#4 「中洞式山地酪農の教科書」

          読書感想2023#3 「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」

          感想読みながらフラストレーションを感じる本でした。なぜなら本の序盤で誰でも必ずやりたいことを仕事にできると期待をさせながら後半、具体的な方法でやりたいこと探しにトライするものの答えは見つからず、内容もあまり感心できなかったというか、血となり肉となるような中身ではなかったなというのが正直な感想です。とにかく著者の「自分にとって最高の"自己理解"は世界中の誰にとっても最高なはずだ!だから広めたいんだー!」というような強い熱量だけは伝わる本でした。 それから否定ついでにもう1個。文

          読書感想2023#3 「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」

          読書感想2023#2「超ミニマル主義」

          感想 400ページ近いなかなか読み応えのある本でした。が、1章が短く内容も面白いのでサクサクっと読めます。最後は豪華なコース料理を頂いたような満足感。とても勉強になり、人生への活力が沸く内容でした。 以下、自分的に刺さった部分を抜粋して羅列していきます。 自分への期待という最大の重荷を手放す もしあなたが、どうしたらいいか途方に暮れているならば無理もない。「自由」と引き換えに「正解」を失ったのだから。 お金を介さず、スキルを提供する代わりに、モノやサービスをいただく

          読書感想2023#2「超ミニマル主義」