読書感想2024#3 「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」
2024年3冊目の読書感想文は「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」筒井美希著(MdN・2015年発行)です。
感想
日本人全員がこの本を読んだら今より少しいい世の中になるんじゃないか。そう思うほど充実した内容の本でした。
「目で見て楽しむ」とサブタイトルにあるように写真や図解が多いこの本は大人の絵本といったところでしょうか。直感的に理解ができる本となっています。
私はデザインの仕事もしていますが独学だったので知識の補完になりとてもありがたかったです。
そしてデザインの本だけど全ての人に役立つ本であると思います。デザインとは日常全て。例えばプライベートでの写真撮影やプレゼンの資料作り、日頃の思考などなど、デザイナー以外の人にとっても参考になるはずです。
この本は見て感じる本なので、文章でまとめることにあまり意味がないかもしれませんが、以下に自分的に特に覚えておきたい箇所を簡単に抜粋しました。
自分的備忘
大前提として誰に何をどこでどう思って欲しいのかを考える。(当たり前すぎるようでクライアントからの細かい指示だけを見ているとマクロの視点を失うことがたまにある。)
ラフは完成デザインが目に浮かぶくらいの粒度で
ラフを描いたら表現と構造の方向性を決める
「連想」は形・匂い・手触りなどイメージの世界を広げ、とにかくワードをたくさんアウトプットする
点線の切れ目も意識する
数値ではなく見た目を信じる(位置、大きさ、色など)
最後に
何か制作するときや暇なときなどはこの本を傍に置いておいて「なるほど〜」と言いたいと思います。
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