見出し画像

読書感想2023#7 「直観を磨く 深く考える七つの技法」

今年7冊目の読書感想は、前回に続き田坂広志氏の著作、「直観を磨く 深く考える七つの技法」(講談社現代新書)です。

この著者の本は読みやすいですね。めちゃくちゃ頭の良い方だと思いますが、文章は非常に分かりやすく、めちゃくちゃ頭の良くない私でもあっという間に読み終えることができました。面白かったし、大きな収穫を得ることができました。

この本は大きくは三部構成となっており、第一部ではサブタイトルにある通り、深く考えるための思考法が述べられています。そして第二部と第三部ではゼロ・ポイント・フィールド(宇宙のデータベースみたいなもの)につながるための技法が述べられています。

私がこの本を読んだ目的は、ゼロ・ポイント・フィールドにつながるための技法を知りたかったからです。
この本を読む前にこの著者の「死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説」を読み、ゼロ・ポイント・フィールドにつながることで、知恵や良い運気が得られ、よりよい人生を送れるだろうと感じたことがきっかけです。

技法を知ることが目的なので、読むことでそれは達成されました。しかしゼロ・ポイント・フィールドに繋がれたかというと、もちろんまだまだ鍛錬が必要だと思いますので、この本で学んだことを日々習慣化して実践していこうと思います。

この本で最も勉強になったのが、深く考えるための思考法の最終話に書かれていた以下の箇所です。

実際、「天才」と呼ばれる人々は、(略)決して「自己限定」をしないのである。「自分には、できない…」「自分には、無理だ…」「自分には、不可能だ…」といった「自己限定」の意識を持たないのである。

この本

自己限定をしないという重要性。確かに今までの人生、練習では何倍もうまくいくのに本番になると萎縮して力を発揮できない、といったことはたくさん経験してきました。誰にとっても身に覚えのあることかもしれませんが、自分の場合は特にこういった負のバイアスに負けてきた人生だったと思います。

これからは第二部、第三部で書かれていた技法を実践しながら、宇宙の大いなる力を信じ、委ね、「自分にできないことはない」という思いを傍に掲げながら生きていきたいと思いました。

短いですがこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?