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私立萬葉男子学園の一瞬#50「鍵が消えても恋文」-ChatGPT生成小説

消えた鍵みたいに自分のキャラがわからなくなって、告白の手紙を何枚も書き直している。

図書館の片隅で、クーラーの冷たさが僕の頬を撫でる。下校時刻が迫っているのに、僕はまだ茂木への告白の手紙を書き終えていない。心の中で、茂木の笑顔が浮かんでは消えていく。彼が僕の思いに気づいてくれることを願いながら、ペンを握りしめる。

「君が好き」――そんなシンプルな言葉が一番伝わるのかもしれない。でも、僕はそれだけでは満足できない。夏目漱石の作風をマネしてみることにした。

「遠くに君がいる。まるで見つけられない鍵のように。僕の心は君の笑顔を求めて、探し続けている。それでも、君が見つからない。鍵を探すことでさえ、僕自身が迷子になってしまったようだ。」

だけど、この文面もしっくりこない。焦りが募る。僕は吉本ばななの作風を借りてみることにした。

「さまよい歩く僕の心は、君を探し求めて。迷子の鍵のように、どこにいるのか分からない。君に会える日がくるのか、焦りと不安が心をよぎる。鍵穴が開くその瞬間まで、僕は待ち続けるよ。」

しかし、これも違う。どうしてこんなに難しいのだろう?心の中で納得できず、村上春樹の作風を模倣してみることにする。

「僕の心には、茂木という鍵がある。でもその鍵はどこかに消えてしまった。茂木の笑顔が僕を引き寄せるが、僕はもはや自分自身を見失っている。君と出会ってから、僕は混乱の極みに至った。君が好きだという思いは、もう言葉にできない。ただ、ひとことだけ伝えたい。」

手紙を書くたびに、自分のキャラクターが消えていくような気がする。でも、僕はあきらめない。最後に、自分のたどたどしい言葉でひとこと――

「君が好き」と書き始める。





※この小説はChatGPTに書いてもらいました。
小牧さん↓からお題をいただいて、ChatGPT先生に執筆依頼しました!



「消えた鍵」というお題、結構難しいですよね?
直喩(「〜のような」)で逃げてしまった感じがある…
すぐに思い浮かぶのは、出かけに鍵が見つからなくて焦る話なんですけど、あんまり萬葉学園っぽくなくて却下に(笑)

アイディア出しを、ChatGPT先生としました!

1.ChatGPT先生に「消えた鍵」の解釈を聞いてみる。

なんとなく「失われた記憶」とか「自分の存在に対する疑念」がしっくりきました。

恋愛って、自分のことがわからなくなったりしませんか?

心の境界が揺らぐのが恋愛かな?と。

消えた鍵は、新たな扉を開く。いい感じ!

今までの自分を失って、新たな自分を手に入れるみたいな話にしたいな、と思いました。

2.「小説を読んで探す新たな自分」3パターンの文体を求められるChatGPT先生

プロンプト解説をしたときに、文体の設定条件「〇〇〇〇風に」と小説家名入れたりすると書いたんですが、それが「新たな自分を探す小説の旅」っぽいな、と思い、取り入れました。

読んだらわかるかと思いますが「別に〇〇〇〇風じゃなくね?」「うーん、まあでも、なんとなくわからないではないか?」という程度です。ChatGPT先生の文体模倣って。

3パターン作風を求められ苦しむChatGPT先生(笑)

敬称略で失礼します!(男子高校生が敬称入れたりしないかなってあのそのごめんなさい!)

粗はありますが、それも面白い気がして、手修正なしで投稿します。よかったらご感想をいただけるとうれしいです。


私立萬葉男子学園シリーズは話完結の超短編小説です。これまでの話を集めたマガジンはこちら↓

第1話はこちら↓

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