ともも

note で自分の想いを発信できたらと始めて試行錯誤を続けてます。 時事問題を取り上げ…

ともも

note で自分の想いを発信できたらと始めて試行錯誤を続けてます。 時事問題を取り上げてましたが、この先は毎日の生活で感じることを五十音順で書いていきます。

最近の記事

あ「蟻」

私が子どもの頃住んでいた県営住宅は長屋形式の2階建てで小さな庭があった。冬が過ぎて暖かくなると蟻が出てきました。 おやつのお菓子をこぼすと「ありさんが上がってくるから、ちゃんと拾いなさい」と、よく叱られた。 ひとり遊びが好きだった私は、蟻の巣を見つけると「ここがお家なの?」と話しかけ、お父さんやお母さんに兄妹を勝手に作って、家族のストーリーを想像しては楽しんでました。時には、わざとお菓子の欠片を落として、一生懸命運ぶ蟻の行方を追いかけたりして。。。 みるみるうちにアスフ

    • あ「雨」

      週間天気に傘マークがついていると憂鬱になります。 雨が降るのがうれしいと思ったのは、いつだったかな。かわいい傘やレインブーツを買ってもらった幼稚園の頃。嫌いなマラソン大会があった中学、高校時代も「雨降れ〜」って願ってたな。 洗濯もののことや濡れた傘を持って満員電車に乗ることなど、雨が嫌だなと思うようになったのは、それだけ大人になったってことなのかも。 でも、毎日食べるお米も野菜も雨が降らなきゃ育たないし、水不足になれば、トイレやお風呂にも困ることになる。 また、最近気

      • あ「姉」

        3人きょうだいの一番上に生まれた私。いつも「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんがしっかりしないと」と言われて育ってきました。なんで一番最初に生まれてきちゃったんだろう。私もお姉ちゃんが欲しかったなと何度思ったことか。 でも、歳を重ねて、きょうだいがそれぞれの人生を歩き出すに連れて、姉、妹、弟の区別なく、お互いが頼り合える存在となってきました。特に父が亡くなった時、葬儀やその後の諸手続など、オロオロしている私を助けてくれたのは、妹や弟でした。義理の弟や妹の存在も独

        • あ「アナフィラキシーショック」

          私は、蕎麦アレルギーです。発症したのは12才の時。大晦日に年越し蕎麦を食べた時でした。急に全身にじんましんが出て、息苦しくなって、休日診療センターに駆けこんで注射を打ってもらって事なきを得ました。当時は、まだ蕎麦アレルギーの認知度も低くて、私も家族もまさか蕎麦で気分が悪くなったとは思わず、驚きました。年末になると、あの時の辛さを思い出します。 その後、二度と口にしないようにしているのですが、職場でお土産に頂いたお菓子や飲食店で出されたお茶やお通しに蕎麦が使われていることがあ

          あ「当たり」

          年末ジャンボ宝くじが発売されていますね。生前、父が好きで、よく買っていました。元日の朝に新聞に載ってくる当選番号を見て、当たっているかを調べるのが私たち子どもの役目でした。一度、組違いで1万円が当たったことがあって、番号一緒だよねって家族みんなで盛り上がったのを思い出しました。確か、あの頃は1等でもまだ5000万円の時代だったと思います。でも、組違いで良かったのかも。1等だったら家族みんなの人生が、あらぬ方向へ変わっていたかもしれないです。 子どもの頃、当たり付きのアイスや

          あ「当たり」

          あ「汗」

          私は、あまり汗をかかないほうです。夏でも結構涼しい顔をして歩いています。でも、違う汗をかくことは度々あります。 いつも冷や汗をかくのは車の運転です。実家にいるときは週末ごとに運転していたのですが、上京してからはペーパードライバー。それが二年前から母と同居することになり、カーシェアへ加入して、時々運転します。そろりそろりと走っている時はいいのですが、いちばん汗をかくのが駐車です。実家で乗っていたのは軽自動車だったのですが、借りる車はミディアムカー。それほど大きくはないはずなの

          あ「小豆」

          今の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の舞台の一つに和菓子屋が出てきます。おはぎや大福など美味しそうな和菓子を見ると、朝ごはんを食べたばかりでもお腹が空いてきてしまいます。 幼い頃に祖母と暮らしていたせいか、私は子どもの頃からあんこが好きでした。年を重ねるにつれて、ますますケーキやクッキーよりもおはぎやどら焼きの方を選ぶようになりました。 毎年、鏡開きの時にはお汁粉を作ります。缶詰めのゆであずきに甘すぎないように気をつけながら少しずつお砂糖を足していくのですが、なかなか上手く

          あ「小豆」

          あ「足」

          自分の身体で一つだけ好きなところをあげるとしたら足かな。自分で言うのもヘンだけど足首は細くて締まっている方だと思うし、全体的にスラッとしてると思う。でも、学生時代は、この足があまり好きじゃなかった。 高校2年の修学旅行。私の学校は名所、旧跡を訪ねる訳ではなく、スキー合宿でした。3日間のスキー教室で滑ることができるようになるクラスメイトたちを横目に私はまるっきり滑れなかった。引率した先生は「足首が細いし、踏ん張りが効かないからかな」と言った。 なんか、恥ずかしくて、情けなく

          あ「朝」

          秋が深まるとともに夜明けの時間も遅くなってきました。遠い昔の人は、夜が明けると朝がきたって認識していたんだろうな。とすると、夏と冬じゃ一日の長さが相当違ったのかな。 在宅勤務が始まってから朝の慌ただしさから解放されるようになりました。ゆっくり眠っていてもいいのに、いつもの時間に目が覚めてしまう。これは年齢のせいもあるけど、やっぱりずっと続けてきた生活のリズムは崩れないのかも。 時間に余裕ができたので、晴れた日には散歩するようになりました。朝日を浴びて、まだ人の少ない道を歩

          あ「秋」

          暑くもなく、寒くもなく、気持ちいい季節なのは春と変わらないはずなのに、なぜか寂しく感じるのが秋です。紅葉の色どりは桜に負けないくらい、綺麗なのにな。これから寒い冬が来るからかな。夜が長いからかな。 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。こんなに形容詞のつく季節は秋だけかも。新米も出てくるし、ジャガイモに栗に柿、リンゴ。私は食欲の秋になりそうです。そうだ、実りの秋という言葉もありますね。 最近は夏の暑さがいつまでも続いて、あっという間に寒くなって、秋が短くなった気がします、冬が

          あ「灯り」

          秋の陽は、つるべ落とし。日が暮れるのが早くなって、灯りの点いていない真っ暗な家に帰るのが寂しい季節になりました。 灯りには暗闇を見やすくする以上の効果があることに改めて気付かされたのは東日本大震災の時でした。節電が呼びかけられ、街のネオンが消えました。また、計画停電も行われて停電している真っ暗なエリアと電気が点いているエリアの明るさの違いに目を見張りました。灯りが点いているだけで心強く感じるとともに、電気の有り難みを痛感しました。 そして、また新型コロナの流行で自粛が呼び

          あ「灯り」

          あ「青」

          青色といえば空と海。どちらも太陽光線の波長が影響して青く見えるようです。難しいことはわからないけど、真っ青な空と海には癒されます。 青色には実際に気持ちを落ち着かせて集中力を高める効果があるらしいです。例えば野球でキャッチャーが青いミットを着けているとピッチャーが集中できて、いい球が投げられるんですって。ヤクルトで活躍した古田捕手は、この効用を知っていて青いミットを使っていたみたい。 そういえば、よく考えたら不思議なのが信号の青。どう見ても緑なのに、どうして青信号って言う

          あ「会う」

          誰かと会って話す。食事をする。同じ時間を過ごす。これまで当たり前のようにしてきたことができなくなりました。 リモートワークをするようになって、ちょうど1年。仕事を依頼する時に顔が見えないと「わかりました。大丈夫です。」というメールの文面も本当に頼んでよかったのかな。忙しくなかったかな。と不安になります。会って顔を見ていれば温度感が伝わるのになと思います。 一方で会いたくない人に会わなくて済んでホッとすることも。会わずに仕事が進むなら、それでいいじゃん。なんて思ったりして。

          あ「会う」

          あ 「愛」

          いろんな形の愛があります。 男女、親子、友人、師弟。 今は性別や国籍の枠を超えた愛や飼い主とペットの愛も増えています。 愛するだけで満足できるのならいいのだけれど、やっぱり愛されることを望んでしまうので、いろいろとややこやしいことになる。「無償の愛」って言葉。とても素敵だけど、とても難しい。 愛は人を幸せにするものだと思っていたけれど、人を傷つけてしまうものにもなるんだと考えさせられる事件が続いています。他者への愛が自己への愛にどこかですり替わり、バランスを失ってしま

          あ 「愛」

          教訓は活かされたか

          10月7日の夜遅く、千葉県北西部を震源とするM5.9の地震が発生し、東京23区でも震度5強を記録しました。東京で震度5強が観測されたのは10年前の東日本大震災の時以来です。 私もちょうど眠りについたくらいの時間で大きな揺れとスマホのけたたましい緊急地震速報のアラームに飛び起きました。幸い、物が落ちたり、倒れたりする被害はありませんでしたが、あの日を思い出して揺れが収まってからも震えが止まりませんでした。 水道管の弁がズレてしまい、マンホールから水が溢れるところがあったり、

          教訓は活かされたか

          生き残りをかけて

          省資源が求められ、リモートワークの普及も相まってオフィスのペーパーレス化が進んでいます。これに伴い、紙の需要が減少し、製紙会社の中には異業種へ参入するところも出てきています。日本製紙は紙の原料である木材の繊維を細かくほぐしたバイオマス素材を活用して化粧品メーカーと共同で化粧水や洗顔料を開発。インターネットで販売します。保水性にとても優れている素材ということで化粧品事業の売り上げを2025年度には5億円まで拡大させたいとのことです。 化粧品への異業種参入の先駆けとして知られて

          生き残りをかけて