あ「姉」

3人きょうだいの一番上に生まれた私。いつも「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんがしっかりしないと」と言われて育ってきました。なんで一番最初に生まれてきちゃったんだろう。私もお姉ちゃんが欲しかったなと何度思ったことか。

でも、歳を重ねて、きょうだいがそれぞれの人生を歩き出すに連れて、姉、妹、弟の区別なく、お互いが頼り合える存在となってきました。特に父が亡くなった時、葬儀やその後の諸手続など、オロオロしている私を助けてくれたのは、妹や弟でした。義理の弟や妹の存在も独り身の私にとっては心強い存在です。

でも、やっぱり姉というか、第一子の気質なのでしょうか。妹や弟たちの伸び伸びとした自由な生き方が羨ましくなる時があります。どうしても石橋を叩いて渡るような慎重な性格と、他人の顔色を伺うようなところが幾つになっても変わらないんですよね。妙に遠慮して、親切を素直に受け入れることができなくて損しちゃうこともあったり。。。

姉のプレッシャーみたいなものは、一生続くのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?