あ「足」

自分の身体で一つだけ好きなところをあげるとしたら足かな。自分で言うのもヘンだけど足首は細くて締まっている方だと思うし、全体的にスラッとしてると思う。でも、学生時代は、この足があまり好きじゃなかった。

高校2年の修学旅行。私の学校は名所、旧跡を訪ねる訳ではなく、スキー合宿でした。3日間のスキー教室で滑ることができるようになるクラスメイトたちを横目に私はまるっきり滑れなかった。引率した先生は「足首が細いし、踏ん張りが効かないからかな」と言った。

なんか、恥ずかしくて、情けなくて、運動音痴なのは、この足のせいかもって考えて、もう少し足が太くてもいいから、スポーツが得意になれたらいいのにと思ったりした。学生時代は、本当にスポーツが苦手なのがコンプレックスだったな。

大人になってから、少しミニのスカートや細身のパンツを履くと「似合うね」なんて言われたりして、お世辞だと分かっても嬉しくて、自分のチャームポイントかも。と意識するようになりました。でも、ピンヒールの靴は、やっぱり力が入らなくて履けないです。

自分の好きなところとか、誇れるところがあると自信に繋がると初めて感じたのは足だったかも。これからも現状をキープできるように磨いていかなきゃ。

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