東京大学生ブルース

【不定期】東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。 …

東京大学生ブルース

【不定期】東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。 感情を全面に、振り絞って描いています。どうか、誤字脱字、文脈には充分注意してお読みください🍊

最近の記事

第15話「おもいはいつでも一方通行、待ったなし」

世の中なんて言わず、自分の周りには生きづらい人が多すぎるので、どうにかしてあげたいと思った今日この頃 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第15話は、優しいガラスのハートをもつ男の子のお話。 人に向けられる優しさにあなたは気づけていますか。さらには、その優しさに慣れて気づいた時には見えなくなっていませんか。それがみえなく寂しくなっていませんか。 反対に、人に与える優しさにあなたは躊躇していませんか。それは友達でも彼女にでも好きな人に

    • 第14話「相席で座る席いつもランダム、故に運」

      ご飯は誰と食べるか、それこそが最も重要なことである! 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第14話は、ご飯を食べる時くらい人を選ばせて欲しい、というわがままなお話。 高校時代。あなたは一生そばを食べていた。 しかも七味を爆盛りで。でも今思えばクッソうまい。あの時の自分はなにを食べていたのか、よく覚えていない。だが僕は君の好きな食べ物を覚えているようにあなたもまた僕の好きな食べ物を覚えているのだろうか。 中にはそうめんが好きだっていう

      • 第13話「月見蕎麦を食べるうさぎ」

        タイタニックに登場した氷山の全貌をまだ僕らは知らない 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第13話は、あなたのお話。 俺はあなたを知らない。同様、あなたも俺を知らない。ほんとは一人称が俺ではないことも。でもあなたも知らない。ほんとは好きな人がいるってことも。 だからこそ知る。知りたくなる。きっかけは本当に些細なことである。同じ授業を受けていた、ただそれだけである。 その授業に興味もない僕らは退屈し眠る。たったそれだけで交わらなかった

        • 第12話「明日の君は、今日の僕の分裂体」

          「脳内シミュレーションは、もはやデジャブの域である。」 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第12話は、明日のお話。僕は心配性故に、よく明日の支度をする時に、よく脳内でシミュレーションをする。その日、その瞬間、その時に浮かび上がる感情までも考える度に、まるで明日を過ごし切ったかのような感情に見舞われる。そして基本憂鬱になる。なぜならこれと言った楽しみもその予定には含まれてなんていないからだ。当然モチベーションなんて立てられる脳の構造に放

        第15話「おもいはいつでも一方通行、待ったなし」

          第11話「お金の使い方💰」

          「ごめん、ちょっと今お金ないわ、、、」 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第11話は、大学生お金の使い方にまつわるお話。人は仲良くなればなるほど、その人のお金の使い方を含めた、人間性や余裕なんかが、良くも悪くも浮き彫りになってくるものである。 「大学生は、好きな事にお金を使えていいよね。」なんて事よく言われるんですよ。でも実際は、気づいたら財布に入っていた千円札が何枚かなくなっている事、よくあるんですよね。ほんと、何に使っているのか

          第11話「お金の使い方💰」

          第10話「大学生活万歳🙌🏻」

          時の流れは加速し、消えていく。 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第10話は、遂に卒論を提出し終え、いよいよ大学生生活が終わってしまいそう。そんな哀愁に塗れた思い出たちを振り返るお話。 大学生1年目、コロナ禍。身動きが取れなかったことを理由に、何もしない自分に、嫌気の代わりに猛毒を刺してやった。したらどうなった。寿命を悟った蝉の様に、必死に生き急いでやったさ。課題になんて目もくれず、やれること全部やって、無謀な目標だって立てたさ。で

          第10話「大学生活万歳🙌🏻」

          第9話「水の惑星に住む宇宙人👽」

          明日、とりあえず天気になぁれ! 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第9話は、水の惑星に住むちょっと変わった宇宙人に取材に行った時のお話。 この惑星はゲモニウム系の中で唯一蒼く輝く。表面の10分の9が水で覆われていて、さらにそのまわりを70%の窒素と30%の酸素からなる大気が覆っている。 そして、そこには80億もの宇宙人が暮らしている。特に若い世代の彼らは、自身の安全安心のために、集団で集まろうとする傾向が強い。それに加えて道徳的思

          第9話「水の惑星に住む宇宙人👽」

          第8話「お風呂の中の話🛁」

          1月に浸かるお風呂、おでんの大根。 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第8話は、お風呂に入ると想い浮かべるちょっとしたイメージについて。 浴槽。彩度が薄く、明暗の落ちた浴槽、2日目。皮膚から伝わる優しい温もりと剥がれ落ちる心労。瞼を閉じ、深く、ゆっくり、暗闇へと沈む。桶に湯を張り、顔をつける。鳴り響く、耳鳴りと間奏。満員電車で当たった荷物の感触。思い出す、綺麗な黒髪のロングヘアーを靡かせたあの子。黒色のコート、色白の肌と両眼の下にあ

          第8話「お風呂の中の話🛁」

          第7話「どうしても好きになれない人💔」

          自分を大切に。相手を大切に、ね。 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第7話は、好きになれない人に関するエピソードである。 この頃よく、僕は身の回りの人との関係性について整理する様になった。特に自分にとってリスクになる人、つまり悪影響を及ぼしかねない人との接触はなるべく避けたい。 しかし、そんなうまくいかないのが人間関係である。そもそも、人は、支え合って生きているらしい。確かにこれには納得がいっている。僕だって、できるのであればいろ

          第7話「どうしても好きになれない人💔」

          第6話「貝類には要注意⚠️」

          できれば二日酔いは勘弁勘弁 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第6話は、貝類にまつわるエピソードである。 大学生の飲み会というのは極めて気の毒である。飲み始めの乾杯をした瞬間から、酔わせ合いが始まり、仕舞いには路上で吐いてしまう人とそれを憐れみの目で看病する人が瞬時に構成される、そんな光景が容易に起こり得る。そして、そのような飲み会の翌日は当然にも、二日酔いがやって来る。そんな時、僕は決まってアサリ・シジミ汁を飲む。朝12時に起床し

          第6話「貝類には要注意⚠️」

          第5話「きっと何かに追われている🏃🏻」

          僕は決して病んでなどいない。 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第5話は、最近やたらに多忙な件について。 よく言われるんですよね。家族とかバ先の人とか、特に年上の人たちから。「大学生って毎日グダグダしてるだけじゃんとか、暇そうだよね、あの頃は楽だったよなぁ」とかとか。でも僕の場合は、そうじゃないんですよ。実際、毎日やりたいこと・やるべきこと・既に決まっていることの狭間で、葛藤しながら必死こいて生きているんですよ。ほんとに、わかって欲

          第5話「きっと何かに追われている🏃🏻」

          第4話「人との付き合い方👩🏻‍🤝‍👨🏼」

          関係性の相性ってどこか味覚に似ている。 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第4話は人との付き合い方についてである。 僕はよく友達と第三者の話をするんですけど、今日そこでふと思ったことがあるんです。味覚って、人間性ととても近しいモノを感じるんですよね。 そもそも、私を含め世界中の人は一人では生きていけず、常に誰かのことを気にしてないと生きていけないそんな生き物。なぜなら人との繋がり(関係性)や相性、批評が自分を形成する上でとても大事

          第4話「人との付き合い方👩🏻‍🤝‍👨🏼」

          第3話「深夜徘徊録~物欲が止まらねぇ~🌃」

          おしゃれは足元からって本当ですか? 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第3話は深夜徘徊録、服への物欲が止まらねぇ編である。 大学生の日課は、基本、深夜に地元の友達とコンビニで屯し、お酒を飲みながら夜を駆ける。今回はそこで挙がった一話題について言及していく。 ある日の夜、服の流行について会話をしていると、僕は猛烈に靴が欲しいという欲求に襲われた所から話は始まる。今現在、世には何万種類もの靴が出回っていて、そこには様々な問題という名の

          第3話「深夜徘徊録~物欲が止まらねぇ~🌃」

          第2話「電車の中、どう過ごすのが正解?🚃」

          音楽を聴いているとつい体がリズムをとっているこの頃。 東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第2話は電車の中でのブルース。皆さんは電車の中でどのように過ごしているのだろうか。携帯を見ていたり、読書をしていたり、YouTubeを見てくすくすと笑っていたり。 そんな中で僕はいつも何をしていいのか、戸惑っている。しかし最近になり、人間観察をすることにハマっている。電車という一つの空間に、どんな格好の人がどのように入って、どこに座るのか、はたまた

          第2話「電車の中、どう過ごすのが正解?🚃」

          第1話「友達へプレゼントを贈ることは難しい🎁」

          何時迄も苦手なんだよな~。 僕は東京在住の22歳大学生で、最近は自らの情熱を言葉に昇華させることに没頭しています。言葉で感情を表現することは簡単ではなく、つい擬音に頼ってしまったり、あるいはどこかのドラマで聞き覚えのある言葉を模倣してしまうこともあります。そして今日から書き記し始めたこの「東京大学生ブルース」。始めるに至ったのには特別なきっかけはなく、むしろ社会人に転じる前に学生時代の感受性とフレッシュさを保存したいという思いが芽生えたのかもしれません。 さて前文はこの辺

          第1話「友達へプレゼントを贈ることは難しい🎁」