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第4話「人との付き合い方👩🏻‍🤝‍👨🏼」

関係性の相性ってどこか味覚に似ている。

東京の大学に通う学生ならではのブルースに、正面から向き合って行くこの連載。第4話は人との付き合い方についてである。

僕はよく友達と第三者の話をするんですけど、今日そこでふと思ったことがあるんです。味覚って、人間性ととても近しいモノを感じるんですよね。

そもそも、私を含め世界中の人は一人では生きていけず、常に誰かのことを気にしてないと生きていけないそんな生き物。なぜなら人との繋がり(関係性)や相性、批評が自分を形成する上でとても大事な要素になり得るからだ。そしてそのおかげで、今の僕たちの「個」が形成されているといっても過言ではない。過去には、それを聞き入れた事で成功した経験もあれば、それを聞き入れなかった結果失敗してしまった、そんな経験が誰しもあると思う。またそこから今後、更なる成長を遂げるためには、当然自らの意思で選択し道を切り開き、表現をし(個を磨き上げ)尊重し続なければならない。それは決して簡単な道ではなく当然、人には頼りづらい様な一面も持っている。だからこそ僕は第3者の意見や視点はとても新鮮味を持って大切にしていきたい。

そこで重要になってくる事こそ「人との関わり方」で、そこには必ず相性が存在するものだ。今日の飲み会は、この人と話をしている時は楽しくて、この人とは馬が合わなかったな、そんな経験が既にたくさんありましたわ。だからこそ、本人の人間性が関係性を築く上での鍵になり、そこの相性という名の鍵穴こそ味覚に似てると思うんです。

味覚にはそれぞれ甘味・塩味・酸味・苦味・旨味、そして外的要因として辛味・渋味が存在する。その感覚は人とは似ても似つかない感覚であるのと同時に、必ず好き嫌いがあります。つまり、そこの感覚を理解せずに無闇矢鱈に交流をしてしまうと、それは舌もおかしくなるし、疲れてしまうのも無理はない。

だからこそ人との関係性を築く上で、まず大切にしたい事は、自分を料理人だと仮定して、何が好きで何が嫌いか(求めている事とされたら嫌な事)を理解し、そして何の具材(要素)を組み合わせ調理したら、相手が求める料理を提供(表現力、言語化)できるのか。これを模索します。その上で相手の料理(人間性)をテイストしていくんです。あくまで自分本位ではなく自身を尊重した上でね。さらに一度食べただけでは味わい尽くせないからこそ、お互いが寄り添い理解し合うように何度も何度も繰り返し味わう事で、より面白さが溢れ出て、深い関係性が築けるのではないかと考える。

人はどう足掻いても歳をとり、それと共に心も見た目も成長していってしまうんです。だからゆっくりでいいんです。長い目で、少しずつ周囲の人たちとお互いが尊重し成長し合えるそんな関係性を築いていきたいものです。

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