夏の日のゴーヤチャンプルー
沖縄料理の中でも、おつまみに定食のおかずにと人気のゴーヤチャンプルー。苦みの強いゴーヤですが、炒めて卵を絡めることで、逆にその苦みがアクセントになって、お箸が止まらなくなるひと品です。
チャンプルーは沖縄で混ぜるを意味する言葉。いろんな素材を混ぜ合わせて炒めるので、品目豊富で栄養のバランスもよさそうですね。
食欲の落ちがちな暑い夏に、ひと皿でいろんな素材が食べられるのは間違いなく魅力。そしてビールにもぴったり。今回は、夏本番、暑い日に美味しい、ゴーヤチャンプルーを作ってみます。
🥒さあ作ろうゴーヤチャンプルー
まずは材料から紹介。
🥒材料
・豚肉
・ゴーヤ
・玉ねぎ
・水切り豆腐
・卵
・粉末かつおだし
・醤油
・かつおぶし
沖縄には島豆腐という名物豆腐があります。
水をしっかり切った大きなお豆腐で、食べ応えがあるだけでなく、固くてしっかりしているので、身崩れしにくくて炒め物にはぴったりです。
ただ、どこでも手に入るものではないので、今回は毎度おなじみの水切り豆腐を使います。
豚肉、玉ねぎ、ゴーヤを焼きます。
粉末かつおだしはここで投入。沖縄料理といえば、豚とかつおが旨味のもとになっているイメージがあります。
ポイントは炒めるのではなく、焼く。せわしなく箸で動かしながら火を入れるのではなく、フライパンに広げたら動かさずにじっくりと焼いていきます。
底から返すと、焼き色が付いて香ばしい香りです。この、いわゆる“下焼き”が具の甘味と香りを引き出し、カリカリした食感のアクセントにもなるポイントです。
▢水切り豆腐は焼くのに便利
いったん焼いた具材を取り出したら、続いて豆腐を焼きます。
水をしっかり切った豆腐なので、加熱しても水分が出てぐちょぐちょしたりしません。これも動かさずにじっくり焼いて、焼き色を付けます。
うん、いい色になってきました。水切りした豆腐が色づくと、ちょっと厚揚げっぽいですよね。
豆腐が両面色づいたら、取っておいた具材とあわせて醤油をさっと回し入れます。ここまでは焼き。
そして卵を溶き入れたら、いよいよここから炒めの作業です。
豆腐の形を崩さないように注意しつつ、手早く炒めあわせたら、卵がいい感じに炒り卵っぽく、全体に混じります。
豆腐と豚肉の白、卵の黄色にゴーヤの緑。彩りもいいですね。
お皿に盛り付けておかかを振れば、ほら。夏のおつまみゴーヤチャンプルーです。
📓詳しいレシピはクラシルで
詳しいレシピと分量はクラシルで紹介しています。
よかったら見てみください。
🥒小鉢バージョンはボリュームオフ
最後にちょっとしたおつまみアレンジを紹介します。
水切り豆腐はお気に入りの定番素材。味のポイントにもなりますが、カロリーを抑えつつ、ボリュームを出す役割も果たしています。
なので、より軽い小鉢的なおつまみにしたいときは、豆腐抜きもおすすめ。
材料はゴーヤと玉ねぎ、豚肉に粉末だし。
醤油を回しかけたら、溶き卵を入れてからめます。
豆腐なしだと、卵の存在感が際立ちますね。
おかかを振りかけたら、小鉢版おつまみゴーヤチャンプルーのできあがりです。
ひと口食べると、豆腐がない分、ゴーヤのパリパリした食感が際立ちます。その食感が、ビールに合う。うん、これはやっぱりビールです。ビールのおとも。
暑い季節に飲みたくなるのは、やっぱりビール。そんなとき、おつまみ小鉢にこれはいいですね。ゴーヤチャンプルーをつまみつつ、ビールをぐびり。
おつまみにいただくゴーヤチャンプルー、お気に入りです。
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