見出し画像

爆誕、油もやしの巻

いわゆる大食漢ではないほうなのですが、トケイヤkitchenの記事を読んでくださってるみなさんはご存知のとおり、食べることは大好きです。

そんなわけで、量はともかく、無性にパンチのある濃厚な味のものが食べたくなることもあって、ふと思いついたのがこれ。


🍜このパンチはなんでしょう

さて、なんでしょう。

NON-NON、ラーメンじゃないんです、これ。

では一体このメニューはなんなのか。その秘密をすこしずつ明かしていこうというのが、今回のお話です。

🍜つくっていこう、これなーんだ

まず、トッピングのみなさんを紹介しましょう。

🥚トッピングALL STARS

🍜トッピングの材料
・チャーシュー
・メンマ
・味付け玉子
・青ねぎ
・のり
・天かす

チャーシューと味玉は自家製です。

たとえトッピングのメンバーが、こんな顔ぶれであったとしても、やっぱりラーメンじゃありません。

💧パンチある味付け

続いてBIGヒントになる、味付けの紹介。

💧味付けの材料
・中華スープの素
・ごま油
・おろしにんにく
・自家製旨味醤油

けっこう濃厚な感じで、にんにくのパンチもきかせます。

材料を丼に合わせます。

旨味醤油は、醤油と砂糖を混ぜたものに、昆布と煮干しを漬け込んでおいたもの。お砂糖で甘みを加えるのがポイントで、炒め物や和物、スープの味付けなどなどいろいろ使える便利な作り置き調味料です。

これをさっと混ぜておきます。

🍜主役はいつものあれ

メインになるのはこれ。

たっぷりのもやしを茹でます。

それをタレを和えておいた丼の中へ。

こしょうを加えてよく混ぜます。おお、パンチのあるにんにくとこしょうの香りが立ちのぽってきます。

もやしが熱いうちに手早く混ぜることで、中華スープの素を溶かしつつ、しっかり味をなじませます。

🍜トッピングから仕上げへ

さあ、ここからはトッピング。

まずのりを直立。

チャーシューを配置して、青ねぎをたっぷりと。

ラーメンの定番、味玉にメンマを載せて、コク出しの天かすもトッピング。

🍜“油もやし”爆誕の瞬間

これが完成形。さて、なんなのか。

麺がなくてもやしがメインなのは、すでにおわかりですね。このパターン。

糖質オフを気にしないなら、もやしの代わりにがっつり麺を使ってもよし、もやしの食感も感じつつ麺も食べたいなら、ハーフ&ハーフもよしです。

でも今回はたっぷりもやし。

これがはたしてなにをアレンジしたものなのか。もやしを本来の麺に代えて想像すれば、もうわかりましたね。

そう、ラーメンのアレンジメニューのひとつ、油そばです。

でも、でもね、ほら。

色とりどりのトッピングの下から、お箸がすくい上げるのはもやし。ひと箸入れてひと口啜るのはもやし。ふた箸め、ふた口め、やっぱりもやし。

味付けがラーメンのようでも、出てくるのはもやし。トッピングがチャーシューに味玉にメンマでも、お箸を入れれば出てくるのはもやし。

もやし、もやし、もやしもやしもやしもやしもやしもやしもやしもやし。

そう、これは油そばを糖質オフ方向に進化させて究極の場所にたどり着いた“油もやし”なのです。

きょう、読者のみなさんが目撃したのは、油もやし爆誕の瞬間です。

しかもね、これ。

糖質制限に成功してるだけじゃなくて、ほら、あれが隣りにあったとしたら。

プシュッ。コポコポコポコポ。

そう、ビールです。プハァ。油もやし、最高のおつまみです。

夜遅くなった日の晩ごはん。パンチのある味が食べたいし、満足もしたいけど、おなかにたまる重いものは避けたいな。でも、ビールのおつまみはほしいし、それなりに食べごたえもほしいな。そんなとき、そんな夜。ちょっと思い出してもらえたら嬉しいです。

この記事が参加している募集

お読みいただきありがとうございます☺️いただいたサポートは新作メニュー作りに役立てさせていただきます🍴🙏