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多幸感から得られる副産物~「砂糖をやめればうつにならない」~

以前、発達障害に関する本を読んだときに、まず糖質を制限することが大事と書いてありました。

本書でも、糖分を多く摂り続け、血糖値が上がらなくなる低血糖状態になると、イライラや不安感が強くなるとのこと。

人間は糖分を摂りすぎると、気持ちが不安定になったり、疲労が抜けきれなくなったり、心身ともに悪影響を及ぼす。

糖質に依存してしまう怖さを知ることで、逆にやめるメリットが見え、自然と砂糖依存から抜け出せるのではないかと思いました。

知らないうちに依存してしまう、糖について考えさせられる本です。


○なぜ砂糖は人を魅了してしまうのか

砂糖は薬物よりも依存性があると言われるほど。

甘いものを食べたときにセロトニン、エンドルフィン、ドーパミンが発生して、幸福感を得られる。

ケーキ、ドーナツ、甘いジュース、チョコレート、このラインナップで魅了されない人はいるのだろうか…

仕事や友達付き合いで疲れたときのお菓子は最高。

○なぜ依存するのか

僕に専門知識がないので、ざっくり雰囲気で解析。

一時的な幸福感を得るために、甘いものをやめられなくなる。

甘いものを食べすぎて、血液中のブドウ糖レベルが上がり、下げるためにすい臓からインスリンが出て、その後下がりすぎて低血糖と言われる状態に。

低血糖になり、イライラ、疲労感、めまい、不安感から気分が落ち込み、また甘いものに手を出してしまう負のスパイラル。

依存してしまうのも納得のメカニズム。

また、糖の摂りすぎは皮膚の老化、生活習慣病、記憶力の低下にも繋がってしまう…

若いうちは大丈夫だけど、徐々に深刻になっていく大問題…

○抜け出すための具体策

・コーヒー、アルコールを控える

糖質を食べるときは、これらのお供として食べることが多いです。

それなら根本から断ち切ろうという荒療治。

・サラダにはオリーブオイルやお酢、ファストフードのときはサラダなどで補う

マックに行ったときは、ポテトからサラダへ変更。

マックにポテトがないのはツラい……

しかし、健康のためにはやむを得ないし、ハンバーガーがあるからと割りきるしかない!

・情熱を注げるものをみつける

趣味ややりたいことをみつける。

確かに楽しいことをしていれば、お腹が空いたことすら忘れられる。

ゲームでもなんでも熱中できるものが良いですね。

マンガとかは、お供にお菓子を食べてしまいそう…

○まとめると

砂糖から得られる幸せホルモンの影響から依存へと走ってしまう。

しかし、摂り続けることで、病気に発展。

砂糖を摂り過ぎてしまうことのデメリットは、摂らないときのメリットと考えればやめられるのではと思いました。

究極の考え方をすると、体をボロボロにしてまで甘いものを食べるかということ。

とはいっても、全く食べない人生もしんどすぎるし、僕には考えられない!

量の調節、栄養を別の食品で補う、様々な対策をして楽しんでいく姿勢が大事だと学びました。

自分だけでなく、子どものことも考えてあげないと。

最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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