車中泊で、桜🌸と日本一周。25県目・石川編。やっぱり京都とよく似てる? 金沢。
朝、金沢駅前のホテルから一歩、外に出たとたん、一陣の風が……
寒っ!!
なんじゃこの風は! 昨日までの暑さはいずこへ?
……桜の季節は、暑さ寒さの気候が不順だということを、今回、イヤというほど思い知らされています。今日は午後から夜にかけて雨も降ってくるという天気予報です。雨が降るとわかると、車中泊はツラいです。
なのに昨日、一昨日と2日続いた真夏のような暑さで、東北地方の桜の開花予報がまた大幅に早まったと聞き、2人ともかなり、焦りまくっています。
1日1県1桜ルールだったのを、近畿では行けるところは1日2県ペースで回り、今日も、午前・石川、午後・富山の予定……。
今日はまず市内が一望できる桜の名所、卯辰山(うたつやま)に行ってみました。
金沢のまちが見渡せます。ソメイヨシノはすっかり終わり、道路の溝に大量の桜吹雪の残骸が……。八重桜、しだれ桜が少し残っています。この山は本当によく整備されていて、あっちにもこっちもステキな休憩所や庭園や展望所がありました。
次は、金沢観光の定番・兼六園!
兼六園は四季折々、いつ訪ねても、見どころのあるすばらしい庭園、と感じられるように設計されていると聞きます。
桜もどうやら、品種を揃えて長い間楽しめるようになっているのか、ソメイヨシノはもう終わっていましたが、かわりに八重桜が何本も堂々の存在感を放っており、その下で婚礼カップルが、出会っただけでも4組、写真撮影をしておられました。今日はお日柄がよいのですか?
お幸せにー❤️
さすが、加賀友禅の本場です。着物姿の女性もちらちら見かけます。
……金沢が全国京都会議、小京都を脱会したという話ですが、妻も以前から「小京都」という表現には、なんとなくひっかかっていました。京都が本家で、小さい京都って、どう考えても失礼ですよね。それぞれに独自の文化があるわけだし。金沢に来て、そのことについても少し考えました。
でも、やっぱり、金沢と京都のまちは似ているところがあります!
長町の武家屋敷跡。土壁、石畳の景観がわりと広範囲に残っています。人々の暮らしに溶け込むかたちで伝統的な景観が維持されていて、素晴らしいと思います!
昼から富山に行き、夕方また金沢に戻ってきて、金沢おでんで有名な赤玉本店さんでおでんをテイクアウトして、ビジネスホテルでいただきました。
金沢おでんは、車麩という大きなお麩が入っているのが特徴です。金沢の食材を使って作られているとか。
一口食べて、ああ、これは、京都にも共通した味付けで、私たちにはおいしく感じるな、と思いました。薄味の白っぽいつゆなのに、しっかりとダシの旨みがきいていて、素材の良さを生かしたおいしさです。
やっぱり、文化に共通性があるんでしょうか?
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