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【インタビュー】『誰かの記憶に残るような写真を撮りたい(Part1)』〜sho〜

sho君との出会いは2021シーズン。SNSで初めて連絡を取りました。同い年ということで交流を始め、そこから一緒に試合を見るようになりました。サッカー以外の趣味も含めてたくさんの共通点があり、今では親友です。あらためて、彼にファジアーノとの出会いやスタジアムでの楽しみ方などを聞かせてもらいました。

お父さんに連れられてファジアーノの試合へ

初めてファジアーノの試合を見に行ったのはJ2初年度の2009年だったかな。当時は小学3年生だったから、対戦チームやスコアをはっきりと覚えていないけれど、すごく楽しかったことを覚えています。

きっかけはスポーツ観戦が好きなお父さんでした。それまではマスカットスタジアムに阪神タイガースの試合を何回か見に行ったことがあったんです。スポーツ観戦の楽しさを知り、他のスポーツも見に行くことになって「岡山にプロスポーツチームがあるみたいよ」ってお父さんに連れて行ってもらいました。小学生の僕がスポーツ少年団でサッカーをしていて、僕だけでなくお父さんも野球よりサッカーの方が好きだったんです(笑)

初めて桃太郎スタジアムで試合を見たときは2009年の最後の方だったんですけど、すぐに「来年も行こう!」っていう気持ちになりましたね。そこから2010年、2011年、2012年はファジの試合の次の日に自分のスポーツ少年団の試合があるときは行かないという約束をした中で、行ける試合は全部に行ったんじゃないかな。試合を見に行くと夢パスに押してもらえるスタンプが溜まって、喜ぶ選手が写っている写真をもらったこともありました。週末の宿題として出されていた日記にいつもファジアーノの試合を見に行ったことを書いて、先生に「どれだけ見に行くの?」ってツッコまれたことも懐かしい思い出です。

中学生と高校生のときは部活が忙しくて試合に行く回数が減ってしまいました。土日に練習や練習試合、試合があって・・・。夕方のニュースなどで試合結果を確認する中で、奇跡的に部活の休みとファジの試合が重なったら、必ずスタジアムに行っていた感じでした。

写真が持つ魅力

大学生になった2019年、友だちと一緒に初めてバックスタンドに行くと、メインスタンドよりも近いというか低い位置から試合を見れることがすごく楽しかったんです。お父さんと一緒に見るときはずっとメインスタンドで、渋滞を回避するために試合が終わってからすぐに帰っていたけれど、試合後に挨拶をする選手の姿を見れたことにも感動しましたね。

カメラを持っていくようになったのは2020年です。コロナ禍で試合中に応援することもできないし、Twitterできれいな選手の写真を撮る人たちのことをすごいなって思っていました。それからお父さんのカメラ好きにも影響されて、カメラを買ってファジの試合を撮り始めたんです。

最初はアップ中とか試合中の選手の笑顔、すごいプレーを撮ることを意識していました。だけど、スタジアムに通うにつれて、GATE 10で応援したいって気持ちが芽生えてきたんです。今年の第22節の琉球戦を境にGATE 10で応援するようになってからは90分の中でカメラを持つ時間は1分か2分だけ。GATE 10にいる以上、できるだけ手を叩いて、飛んで応援したい。だから、カメラを持つ時間を自分で決めるようになりました。

GATE 10では主にゴールパフォーマンスの撮影を狙っています。全身で喜びを表現する姿を取りたいし、ゴールが決まった瞬間は全体での応援じゃなくて各々で喜ぶ時間があるから。その隙間にカメラを構えています。ゴールを決めてからパフォーマンスをするまでは一瞬の出来事なんですけど、ゴールを決める3人前くらいから予感がして、慌てることなくシャッターを切れているんです。サッカーをやっていたから、試合の流れを感じながら応援できているからだと思いますね。

高校生のときに所属していた野球部には保護者のカメラマンさんがいて、試合の写真をよく撮ってもらっていました。スポーツをしている姿を撮ってもらうことはすごくうれしかったですし、プレーしているときの瞬間って忘れることがあるんですけど、写真を見るたびに記憶が蘇るんです。何があったとか、どんな感情だったとかを思い出せるのが写真の良いところ。僕も良い瞬間を写真として収めたいし、誰かの記憶に残るような写真を撮れたらいいなって思っています。

自動昇格を目指せる安定した強いチームになってほしい

やっぱり今年の1年でベースの部分ができたと思うし、来年はある程度の共通認識ができた上でのシーズンになると思う。開幕戦から「今年はこんなサッカーをするぞ!」っていうのを見せてほしいし、完成度の高いサッカーで自動昇格できる、「やっぱり岡山は強いよな」って思えるチームになってほしい。今年の開幕戦は甲府に4-1で勝てたけれど、喜びきれない部分があったんです。弱点? みたいなものがたくさんあるように感じて、不安要素を抱えながらの試合が今年は多かったイメージだったかな。でも、その中で選手が頑張って、木山隆之監督の采配もあって史上最高位の3位になれたことには驚いたし、すごくうれしかったです。

木山ファジ2年目はマイナス要素を削っていき、安定して勝てるチームになってほしいです。6位でプレーオフに挑んだ2016年も3位でプレーオフに臨んだ2022年も昇格できなかった。もう1位や2位になるしかない。自動昇格で悲願のJ1昇格を成し遂げる。そのときは、喜ぶ選手を写真として収めたいです。

Part2はsho君の好きな関戸健二選手についてインタビューした内容を掲載しています。

※インタビューに応じてくださる方を募集しています。
内に秘めた熱い想いを誰かに聞いてほしい、知ってほしい。しかし、なかなか発信する機会がない、言葉に整理して発信することが難しい。そんな方は僕にお話を聞かせてください。
まだまだ未熟者ですが、誠意をもってインタビューさせてください。
興味のある方はTwitterのDMまで

各SNSで素敵な写真を投稿されています。ぜひチェックしてみてください

https://instagram.com/sho21_fagi?igshid=YmMyMTA2M2Y=


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