【速報】『互いに高い強度と集中力を発揮した好ゲーム』~第3節徳島ヴォルティスVSベガルタ仙台~
今季初勝利を目指す徳島が2連勝を狙う仙台を迎えた一戦は、攻守が激しく入れ替わる展開でスタート。両者が積極的にプレスを仕掛ける中、徐々に徳島がボールを保持して主導権を握る。
徳島は白井 永地、柿谷 曜一朗がタイミングよく下がって中央で起点を作り、後方から素早くパス回して仙台のプレスを交わしていく。22分には浜下 瑛がクロスを上げると、こぼれ球を拾った外山凌がミドルシュートを放つ。両SBの積極的な攻撃参加でゴールに迫るも、GK林 彰洋の好守に遭った。その直後には杉本のクロスに西野 太陽が頭で合わせるも、枠を外れた。
仙台は徳島のビルドアップをサイドに誘導し、両WBが相手SBをけん制することで圧力を強めて反発する。26分には氣田 亮真がドリブルで運び、相良 竜之介がPA左からシュートを放つも、GKの正面に飛んだ。
0-0で突入した後半、縦に早い攻撃を仕掛けていった仙台が、勢いのままに先制に成功する。52分、中島 元彦が滞空時間の長いCKを蹴ると、菅田 真啓が飛び込んでネットを揺らした。
3試合連続で先制を許した徳島は64分に児玉 駿斗と坪井 清志郎を投入すると、左WGの西谷 和希が左SBに移る。前線に人数を掛ける中、70分に渡 大生がキム テヒョンの退場を誘発し、徳島が数的優位に立つと、一方的に押し込んでいく。中央を固める仙台の守備を崩せない時間が続いたが、83分からピッチに入った杉森 考起の右サイドでの仕掛けが起点となり、90分に追いつく。杉森が上げたクロスのこぼれ球を西谷が拾い、パスを受けた坪井が冷静に枠の右スミに蹴り込んだ。
両チームが高い強度と集中力を発揮した試合は1-1で終了し、勝点1ずつを獲得した。
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