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ファジアーノ岡山 J1昇格への道(2021シーズン)

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2021年3月の記事一覧

『苦しみながら”岡山らしさ”で持ち帰った勝点3』第5節モンテディオ山形VSファジアーノ岡山

スタメン

待ちに待った4試合ぶりのゴール 10本、20本、とシュートを打ちながら3試合ノーゴールが続いた岡山。すべての人が待ちわびていた待望の瞬間が38分に訪れる。

 MF宮崎幾笑が蹴ったコーナーキックをDF河野諒祐が競るが、DF熊本雄太にクリアされてしまう。しかし、高く上がったこぼれ球はMF上門知樹の前に。MF上門が力まずにしっかりとミートしたボールはドライブ回転がかかり、ゴールキーパーの手

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『静かなダービー』〜第4節レノファ山口VSファジアーノ岡山〜

スタメン

狙われたSBとCBの間 渡邉晋監督が就任した山口は前体制の攻撃的なプレーモデルを継承しながら、堅実さというアクセントを加えて活性化を図る。

 山口はボランチのMF佐藤謙介がCB間に下りるビルドアップを採用。ペナルティエリアの幅で3人がパスを繋ぎ、岡山の2枚で行う前プレスに数的優位を作りながら揺さぶっていく。岡山がSHやボランチを押し上げて、数的同数でのプレスをかけれなかったため、ある

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『持ち帰られた勝点と継続』~第3節ファジアーノ岡山 VS SC相模原~

スタメン

こじ開けたい岡山と我慢する相模原 岡山はボールを保持しながら前半のほとんどの時間を過ごした。相模原の中央を固める5-3-2のブロックの前に、間にパスを差し込むシーンを思うように作れない。高い位置を取るSBがタッチライン沿いでパスを受けるところまでは前進できるが、3枚の中盤がボールを中心にスライドし、WBが前を塞ぎながら3バックを中心にゴール前を固める相模原の守備ブロックを越えられない。

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「決める時に決めないと」~第2節ファジアーノ岡山VSツエーゲン金沢~

スタメン

フルスロットルな20分間に奪いたかった先制点 ホーム開幕戦となったこの試合はお互い様子を見る立ち上がりになると予想していたが、ファジアーノ岡山はアグレッシブな姿勢でゴールを目指した。

 「攻める岡山と守る金沢」という構図がキックオフから続く。岡山は1トップのFW齊藤を起点に、2列目の選手が織りなすパス交換で攻め上がる。2試合連続トップ下でのプレーとなったMF宮崎幾笑が相手の間でボール

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『融合が垣間見えた2021シーズンの幕開け』~第1節栃木SC VS ファジアーノ岡山~

『融合が垣間見えた2021シーズンの幕開け』~第1節栃木SC VS ファジアーノ岡山~

スタメン

”オーバーロード炸裂”ユニットで獲得した先制PK 昨季の4-4-2とは打って変わり、MF宮崎がトップ下に入る4-2-3-1はチームに新たな要素をもたらした。多くの攻撃で見られたのがボールを中心に人を集めるオーバーロードという戦い方。中央からMF宮崎がボールサイドに近寄り、1トップ起用となったFW齊藤和樹が右サイドに流れることで良い距離感を保ち、良いコンビネーションが生まれていた。特にサ

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