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株式会社 情熱カンパニー       ~農業の新たな可能性を切り拓く~

2014年に一粒の種をまいて、農業生産事業をスタートさせた『情熱カンパニー』。徳島県阿南市に約16万㎡“の農場と兵庫県神戸市にも支社を有し、年間約50万個のキャベツをはじめ、チンゲン菜・ブロッコリー・おくら・ピーマン・なす・お米・お花・みかんにいたるまで、多品目の野菜や果物を生産しています。野菜の栽培は受注生産を中心に契約を受けて栽培し、県内外のスーパーや生協などに出荷しています。

情熱カンパニーのチンゲンサイ畑

それにしても目を引くのはインパクトのある『情熱カンパニー』という、その社名。名付けた理由を聞くと、これまでの概念を覆した新たな農業の未来が見えてきました。

“情熱あれば夢かなう”を理念に

もとは会社員として営業職に就いていたという代表の三木義和さん。“理想とする働く場所を創りたい”と起業を決意し、農業の新たな可能性にかけてみたいと思ったそうです。その際、社名を付けるのには2年の歳月を要したとか。
「事業を始めたら、時にくじけそうになったり、上手くいかないこともきっとあるだろうと。そんな時にすがれるもの、頼れるものを社名に入れたかったんです。どんなことがあっても熱い思いがあればやり通せると信じて、この社名にしました」。
“情熱あれば夢かなう”を理念に掲げ、思いに共感するメンバーで農業ビジネスをスタート。現在は徳島・神戸合わせて常勤スタッフも70名に増え、その半数は障がいなどのハンデを持った人たちが多様な働き方をしているといいます。

収穫作業風景

農業の枠を超えた事業の展開

『情熱カンパニー』の野菜作りは、主に3つの部署が連携して行われています。
まず[栽培管理チーム]が顧客から依頼されたオーダーを計画に落とし込み、1年分の栽培スケジュールを立案。次に[生産チーム]がその計画に沿って、トラクターなどを駆使して種をまき、生育させて収穫作業を行います。そうして収穫した野菜は[出荷チーム]によってオーダー通りに商品梱包し出荷されるのだとか。
ほかにも[情報システム部]や、農業の多面的な価値をサービスに転換した新規事業を開拓する[新しい農業価値開発部]などが設けられ、従来の農業の枠を超えた取り組みを展開しています。

社員同士の打ち合わせ風景

挑戦から拡大へ

代表の三木さんは、創業からこれまでをこう振り返ります。
「はじめの5年間は挑戦の連続で、事業を軌道に乗せるためにいろんなことにチャレンジしてきました。農業にとって一番の脅威である台風や大雨の悪天候に悩まさることもありましたが、それでも何かのせいにするとキリがないので、自分たちの技術を向上し、作付け場所を変更するなどの改善を重ねてリスク回避に挑戦してきました」。

そして現在はチャレンジしてきたことを拡大し、農業の持つ多面的な価値を新たに提供する時期に来ていると話します。
「これまでの農業というイメージの概念にとらわれず、多面的に発展させて楽しみながら働きたいという想いはずっとあります。たとえば農業の仕事をするということは、病や障がいなど様々なハンデを背負っている人にとっても良い環境。そこで農作物を栽培するだけではなく、[福祉事業チーム]という部署を立ち上げ“農業を通して働くという環境そのもの”をサービスとして提供しています。また農閑期には使ってない農機具を用いて、高齢化が進む地域の草刈りや農作業のお手伝いなども徐々に事業化しています」。


インターンシップを自分の強みや武器を見つける契機に

今後、全国に事業を展開する『情熱カンパニー』では、農業という仕事の可能性を否定しない、多様性豊かな人材を求めています。
「今いる10~70代の社員はそれぞれが自分らしく可能性を追いかけていて、“こうしたい、こんなことがやりたい”という想いに対しては、みんなで一緒にやっていくことができます。新規事業のシステム化やみかん栽培も、社員がやりたいと言って始めましたし、もし苦手な業務があれば削るか、システム化して排除すればいいんです。その人の良いところを活かす。人を活かすという点においても、可能性に満ち溢れている会社だと思っています」。

専用機械を用いて種を植え付けている様子

インターンシップでも、その人が持つ良い部分を活かして自分だけの役割を担ってほしいといいます。
「まずは入社してからの流れと同じ体験をしてもらって、いろんな作業をするなかで、それぞれの感性やアイディア、向き不向きを見極めていく。何でもいいからインターンシップを通して、自分の強みや武器、役割を見つけてほしいですね」。

これからも理想を追い求めて

代表の三木さんは自らの前職の経験から、「やっぱり朝起きて、仕事が嫌だなぁと思うような会社でありたくない」と語ります。
「“今日はアレとコレをやってやろう!”と、自ら思える好きなことをそれぞれの役割にできれば、個人も伸びて会社の成長にも繋がっていく。農業でスタッフやその家族みんなが、幸せをどう噛みしめながら生きていけるかを大切にしたいし、会社はそのために存在していると思っています」。

やりがいについて語る代表の三木義和さん

最後に今の仕事をやっていて良かったと感じる瞬間を尋ねてみました。
「周りに仲間がいて、一緒に畑で汗を流しながら収穫をしていると、春と秋に何とも言えない気持ち良い風が吹くことがあるんです。その風を一緒に感じながら農作業するのが幸せですね」。 


■インターン
募集期間 随時

対象 誰でも

期間 ※選んで下さい
①1日~5日程度
②1ヵ月~3ヵ月程度

インターン内容
農作業(植え付けや収穫等)
機械作業(播種機やトラクター等)
栽培試験補助(オーガニック試験栽培等)
農業と福祉の現場体験(障がい者支援等)
新規事業立ち上げ体験
※上記から希望するものを選んで下さい
※複数でも可

報酬 無し
※遠隔地の場合、交通費補助あり
※無料宿泊施設(寮など)あり

持参品
作業服
園芸用軍手
長靴
カッパ
帽子
飲み物(水筒など)
※宿泊施設にはキッチンあります

■求人

募集職種・仕事内容

a.農産物の栽培管理アシスタント
農産物の栽培計画立案
農産物の観察、収穫量の予測
栽培方法の研究
マネージャー補助など
勤務地 徳島県阿南市、兵庫県神戸市西区(徳島での研修終了後配属)

b.微生物研究担当
土作りに有益な微生物研究
堆肥(コンポスト)作り研究
微生物を使った農産物の品質向上研究など
勤務地 徳島県阿南市

c.システム開発担当
Googleドライブを使った共有システム開発
AppSheetを使ったアプリ開発など
勤務地 徳島県阿南市 ※埼玉県でのリモートワーク実施中

雇用形態
正社員・パートタイム

勤務時間
(応相談)8:00~17:00など ※夏季はサマータイムあり ※パートタイムも相談の上決定

休日休暇
週休2日、GW・夏季・冬季休暇あり

給与
月給200,000円~、時給1000円~

待遇・福利厚生
勤続手当、通勤手当あり(規定に基づく)

賞与
業績による(昨年実績は3回/年支給)

加入保険等
健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金

通勤方法
マイカー・自転車・バイク・JR・バス通勤可能

退職金
無し

定年制
無し



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