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人生の充足感が高まる方法

今日は、人生の充足感が高まる方法について書きたいと思います。

私の周りで、人生の充足感を感じている人をみると、
人生の充足感を感じるために必要なことは、
・お金持ちになることでもなく、
・自由時間・自分の時間を増やすことでもなく、
・仕事をやめることでもなく、
・自分のしたいことをしている状態でもない、ように思います。

私の周りには、40代までに外資系でバリバリ仕事をしたり、
日本やアジアで社長を務めた経験のある仲間が多いです。

その仲間が口をそろえて言うのは、「人生の充足感は、人のために、と思って毎日毎日行動できる事」ということです。

人生の充足感が高まる方法は、「人のため」の行動をとることです。

決してお金を無限に稼ぐことでもないですし、
仕事をやめる事でもないですし、
自分のしたいことだけに浸ることでもないようです。

日々の中で、充足感を感じ、楽しく・幸せに暮らしたい思う人も多いと思います。

そして、そのために「何かを手に入れよう」と必死に頑張ると思います。

しかし、それは真の充足感にはつながりにくいということになります。

では、何が、最も充足感を感じることにつながるかというと、
自分が手にしているものは最小限にして(厳選して)、
人や社会のため、(例えそれがスケールしなくても、利益度外視でも)の活動を日々行うこと
、これが充足感を感じる最も重要なことだと思います。

ちなみに、上記で「人や社会のための活動が、利益度外視であったとしても」と書きましたが、この点は非常に大事です。

ある程度の収入や利益がないと生活できない!と思うと思います。そしてこれは正しいです。

したがって、重要なポイントが2つあります。

【ポイント1】
1つ目は、ポートフォリを思考を持つということ。
これは、人のためにしたいということをフルタイムでしなくてよいということです。他に収入の柱となる仕事を行う。
その収入があるからこそ、自身が人のためにしたいという活動が、収入を考えずにできるということになります。

こういった考え方をポートフォリオ思考と言います。

ポートフォリオ思考の肝は、1本脚打法にしないということ
1つの仕事に頼るのではなく、大なり小なり複数のことをやることです

そしてその複数のことは、全ての活動で等しく儲けを出さなくてよいということを理解することです。

【ポイント2】
2つ目のポイントは、できれば20代30代のうちに、「儲ける力」を鍛え、磨き続けること。人生の早い段階に一定の資産を創ることです。

大金持ちになる必要はありませんが、20代30代に「儲ける力」をつけておくと、40代以上で「人のためになること」に余裕を持って取り組めます。
人生の充足感を感じやすくなると思います。

人生は長い。だからこそ、ずっと同じペースで働かなくてもよいし、ギアチェンジもしていきます。

その源泉の1つとなる「稼ぐ力」は、人生の早い段階で集中的に磨くことが大事になります。

そして、自身が稼ぐ力を身に着けることと同じくらい大事な事があります。
それは、収入を得やすい職場を選んでおくことです。

収入よりもやりがいをと考える人は多いと思いますし、それも間違っていないと思います。
一方で、やりがいは、自分の思考次第で感じられます。従って、やりがいがある仕事を探すことに時間を割くのであれば、やりがいを感じられるような思考の習慣を身に着けることに時間を使うことをお勧めします。詳細は下記に書きましたのでよろしければご参考ください。

ポイントは、
・その仕事がやりがいがあるかどうかが問題ではなく、
・やりがいを見つけられる思考かどうかだけです。

20ー30代でしっかり稼げる力を磨き、そして経済的資本を蓄える。
40半ばに入ったらその経済的資本で次のことをし始めるというのがよいと思います。

年代とともに経験も変わりますし、人生のステージも変わります。

年齢を重ねてくると、「(稼ぐかどうかよりも)社会にとって良いことに自分の時間を使いたい」と思う時が来ると思います。

その時に、その選択が取れる「心の余裕」があった方がいいですし、心の余裕に占める経済的側面は大きいと思います。

もし経済的に余裕が出たら、儲けるためではなく、人のためになることに徹底的に時間を使う。

充足感が爆上がりです。

ちなみに・・・多くの人は永遠に貯蓄を積み上げていきたいと考えるようですが、資金は何かに使うために蓄えるものだと私は考えています。
人生の中で蓄えたものをしっかりと(できれば自分自身が意味があると感じることに)使うことも、蓄えるのと同じくらい重要、であることもぜひ心にとどめておいてほしいと思います。

この思考について書かれた素晴らしい本もありますので、ぜひ読んでみてください。

【隠れたポイント】
最後に、隠れたポイント(本来であれば3つ目の重要ポイントにあたるもの)にも触れたいと思います。

人生の幸せを感じるためには「人のためになることを、利益度外視だったとしても、やるとよい」と書きましたが、実は、人のためになることは、利益化するはずという原則も覚えておいてもらえるとよいと思います。

利益化することは決して悪いことではありません。むしろ、その社会や人に役立つ活動を続けていくには継続的な資金が必要で、その資金になるものこそ、「利益」です。

守銭奴とは全く異なる概念です。

社会や人のためになることを、寄付や助成金だけで行うのではなく、
しっかりと利益化できるビジネスモデルを作り上げていくことこそ本当は必要
だと思います。

ビジネスモデルの中の、「利益モデル(誰が何に対していくら支払うか)」というのは驚くほど多くのパターンがあります。

この辺りをしっかりと経営学を学びながら考え・実行できるとよりよくなると思います。

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