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海外で仕事をするときに役立つ"3E"

海外で仕事を始めたとき、「海外で仕事をする際に重要な3E」を教わりました。

海外で仕事を始めると、仕事の進め方自体が変わるので、何かと留意したいことも多いですが、3Eは、その中でも特に大事な3つだと思います。

3Eとは「Expectation(基準・期待値)」 「Explanation(明確な説明)」「Engagement(関与)」 です。

チャン・キム教授の「フェアプロセス」の3原則の言葉(※)ですが、これらの言葉は、海外で仕事をする際の重要な3点ともいえると思います。

※出典「フェア・プロセス:協力と信頼の源泉」DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 2008年08月号

  • 明確に期待値や基準を伝えること(Expectatoin)

  • 何に対しても明確な説明を心がけること(Explanation)

  • 自身のエンゲージメントを発示し、発揮すること(Engagement)

先日の投稿で、日本人の強みは「おもてなし」によるコミュニケーションスキルと書きました。

私たちは、「”非”言語コミュニケーション」にとても長けていますね。

非言語コミュニケーションに長けているからと言って、「言語コミュニケーション」をおろそかにしてよいというわけでもなく、ビジネスにおいては、一定の言語コミュニケーションスキルも必要となります。

言語コミュニケーションも適度に行った上で、非言語コミュニケーションで我々の強さを発揮すると、世界でもさらに1つ抜きんでることができると思っています。

非言語コミュニケーションに強みを持つ我々にとって、言語コミュニケーションの質を上げるには、色々と気苦労が多いもの。

そのような時に、3Eは、「まずはここから始めましょう!」というポイントを教えてくれていると思います。

【Expectation】仕事する上での期待値や評価軸などを最初に明確に伝える(意外と最初の握りが甘かったりしますね)

【Explanation】なぜこの判断をしたのかなど、その背景などを明確に伝える(自身の決断の判断軸を明確に示す難しいことですが、これが最も重要ですね)

【Engagemet】自身の関与を継続的に行う(丸投げではなく、適度なinvolvementの姿勢が大事になりますね)

どれも、言語コミュニケーションで信頼を構築するために、非常に役立った視点でした。

ぜひ日々の中でお役立ていただければと思います。

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