村田大河@映像記者 / 子どもサポーター

滋賀で放送局の映像記者と子どものサポーターをしている大学生です。 龍谷大学(ボランティ…

村田大河@映像記者 / 子どもサポーター

滋賀で放送局の映像記者と子どものサポーターをしている大学生です。 龍谷大学(ボランティア・NPO活動センター)/ STUDIOこほく(長浜&米原ネットTV) /中学生サポーター(栗東BBS・Links)/滋賀学生コミュニティkaname/彦根市シティプロモーション戦略運営本部委員

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僕がサポーターやってるワケ①(高校生の村田)

最近いろいろあって、そして自分でもなんか忘れかけた気がして。 もう一度思い起こすために書いてみました。まあゆっくり聞いてやってください(笑) サポーターをやるきっかけになったのは高校生の時でした。3年生の時クラス替え。明らかに「成績」で分けたクラスでした。僕はその前の年を含めると、「成績のよいクラス」「そうでないクラス」どちらも経験しましたが。前者はとても丁寧な授業でしたが、後者はほぼ授業になっていませんでした。後から知ったことですが、このシステムは進学実績を作ろうという

    • 「あつまれる場所がたくさんある」から「たくさんあった」になりゆく彦根で。

      ドラえもんのいるマチっていいなぁって思うようになりました。 土管のある空き地にみんなが集まって、ひみつ道具で冒険を楽しめるって。空き地に行けば誰かに会えて、何かができる。 藤子F不二雄さんはある番組で「昔はこんな広場がどこのまちにも必ずあってね。子どもたちが元気に遊んでいたんだよ。」と過去形で言ってます。自分が生まれる前の話です。 先日、彦根市の地域福祉に関するアンケート調査結果が送られてきました。 それによると、「彦根のいいところは集まれる場所がたくさんある」点だそうで

      • どうしてもあそび家がほしかった理由

        3月にやっていたあそび家くまくまを再び開くことができました。初日から緊急地震速報がなるというハプニングがありましたが、初日から子どもさんたちが「また来たい!」とニコニコしながら帰ってくれてよかったです。 「また来たい!」という声があったのも再開の理由です。が、実は個人的にこれは一番やってみたいことでした。 成績の見込みによる差別や、全生徒の前で謝罪を強いていた自分の高校では、安心して学べる場がないと「自習室難民」という言葉がありました。友人は毎日トイレで「死にたい」と泣い

        • 一番短かった夏休み

          小中学校の短い夏休みが終わりました。この期間中、彦根の純正寺さんで子どもたちと過ごしたり、「あそび家くまくま」で出会った子たちの顔を見ようと、城東小学校へお弁当を届けに行ってました。学童で子どもたちがニコニコと会ってくれるのが、楽しみな時間でした。 彦根のLL教室や栗東BBSも継続で入ってます。LL教室ではコロナの前でお別れになるかも…と思ってた子たちと再会できました。中学生になって大きくなって戻ってきてくれました。元々関わってた子がみんな戻ってきてくれて、輪になって遊んで

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        僕がサポーターやってるワケ①(高校生の村田)

          みんなで守り続けてきた安心な場が、「怖い場」に変わってしまう。

          栗東BBSの学習会が中止。 明日は一旦オンラインで学習会をすることになった。 オンラインよりオフラインがいいんやけどなー ・・・ 「安心を届ける」が大前提。スタッフの人たちともう一度しっかり安心を届けられるよう作戦立てようって。話し合った。この状況だけど、安全に安心して学習できる環境つくりをしようと、スタッフ間で作戦を続けることになった。安心を共に作ってくださる人がいるのは本当にありがたい。 ・・・ しかし感染症が広がるにつれて 「ここで感染者が出たらしいで!」 「こ

          みんなで守り続けてきた安心な場が、「怖い場」に変わってしまう。

          ちょっと最近心配なこと

          再びコロナに感染してしまった人が滋賀でも増えてきた。 自分や周りの人がかかったりしないか..という心配もあるけど、前回は学校が一斉休業になったり、公共施設が一斉閉鎖になって「居場所」や大切なつながりの機会がなくなるということもあったなぁ。 普段から信頼のあるつながりがある人と、顔を合わせること。日常が保てなくなる時にとても必要なんだけど、公共施設を借りてた僕らは難しくなった。 オンラインで全てを代替することも不可能。 またおんなじことになるのはいやだ!

          子どもサポートに関する大学の課外活動への対応について質問・要望

          龍谷大学へこちらの「子どもサポートに関する大学の課外活動への対応について質問・要望」を提出しました。 あらかじめいいます。あまり提出したくありませんでした。3月の小中学校休校から社会学部の先生をはじめ、有志の学生さんや教員・職員の方から協力をいただきました。その方々は今でも協力を続けていただいています。 しかし私が続けていた活動のうち、「栗東BBS」は栗東市BBS会とりっとうBBSというサークルの共催。そこへ4月には課外活動の中止、6月には再開許可が示されましたが、感染防

          子どもサポートに関する大学の課外活動への対応について質問・要望

          子どもの場ー「あったらいい」ではなく、「なくてはならない。」

          不要不急ってなんだろう。難しいなぁ。本当に不要不急なモノやコトってあるんだろうか。 3月に学校の休校措置がとられてからもう2ヶ月以上。滋賀県ではこんな要請が出されました。 まあ僕は子ども食堂だけをしていたのではないんですが。でも絶対"不要不急"ではないはず。 僕は彦根と栗東の3団体で、週1ペースで学習支援や交流をしています。自分で言うのもなんですが、ありがたいことに子どもたちやサポーターさんも多いです。 今日はどんなことをしゃべろうか。どんないたずらをしようか。始まる

          子どもの場ー「あったらいい」ではなく、「なくてはならない。」

          6つのかがやく花たちへ−

          卒業おめでとう。 初めて会った時から2年間。 いままでの中学生活、夢をおしゃべりした時、笑った時、ぶつかって泣いた時。 いろんなことがあったね。 出会えたこと、いろんなことをおしゃべりできたこと。楽しい大切な時間でした。本当にありがとう。 最後に一つだけ。村田がサポーターをしている理由を話しておこうと思います。 数年前、僕の学校でクラス分けがありました。コースがあった訳でもなく、わざと「成績の良い人のクラス」「そうでない人のクラス」といった分け方でした。先生たちは「成績

          休校期間を終えて−彦根子どもサポートネットワーク−

          学校の休校期間が終了しました。 この間、彦根市内では2つの場が開催され、延べ30人以上の子どもさんに来ていただきました。 休校要請や子ども食堂の中止要請が出た時、一番不安になったのは私でした。本年度は受験生へのサポートもしておりました。受験生は一人で受験に立ち向かわなくてはならない状況になります。このような時こそできることがあるのではないか。そんな時、彦根市内外から「こんなことできるよ」「何か力になりたい」とお声掛けいただいたり、一緒に立ち上がっていただいた方がいてくださり

          休校期間を終えて−彦根子どもサポートネットワーク−

          今できることはなんだろう。

          突然の休校要請。 一緒にいる子どもの中には「家では暴力をふるわれる。」と逃げてきた、お家が気になる子がいる。 ひとり親・共働きのおうち…の方からは「突然過ぎる…子どもをひとりにできない」と聞いています。 学童保育所職員の知り合いから、「職員が足りず、来週から突然どうすればいいのか。」とLINEがありました。 もうすぐ受験の中学3年生。このままでは大人のサポート十分にありません。ひとりで不安な中、受験に向かうのがどれだけつらいか、わかりますか。 不安になっていても仕方

          生きてたらそれでええやん!

          【生きていればそれでいいやん!】 午後からの栗東BBS、今日はちょっとはっとしたことがありました。 僕も子どもさんも疲れてたので、ゆっくり一緒に愚痴会してたんですが(笑)、 「なんでこんなに勉強しなあかんの?」 「宿題ばっかりで!せっかくの夏休み、もっと家族とゆっくり過ごさせてよ!」 「なんで学校あるの?学校つぶしてしまえ!」 「海外の学校の生徒さんはもっと自由に学んでる!」 「私らももっと自由に学ばせてよ!」 ふんふん聞いてましたが、 やっぱり大人に抑えられるのはイ

          みんなが輝ける場をつくりたい!

          サポーター活動やってて早くも2年近くになりました。まあ本当にいろんなことがありました。(こちらではメインでやってる栗東BBSをベースに書いてます) 僕はこれといった知識や技能はありません。そしてコミュニケーションも取りづらい方です。でも「一緒に考えてみようか」って言うことくらいはできるかなぁって。学習のことも、日々の生活のことも。「なんか力になれるかなぁ」と聞いています。 時速100km/hで走る子もいれば、時速30km/hで進む子もいる。そのスピードも日によってまちまち

          みんなが輝ける場をつくりたい!

          僕がサポーターやってるワケ②

          やっとの思いで卒業しましたが、その時からちょっとした事がありました。 周りの友人たちが口々と高校のことを批判するようになりました。「ほんとしんどかった」「もう行くなと言わざるを得ない」確かに。気持ちはわかる。でもね。誰かを攻撃してもあまり意味がないような気がするなぁ。 今自分が関わっている大人の方。最も多いのは学校の先生です。でも先生もいろいろ抱えてることがあるみたい。いろんなお話をききます。先日も高校の時の先生と会いました。電車で「でも俺らも必死やったんよなぁ..」と手

          僕がサポーターやってるワケ②

          【今とミライを楽しもう!】

          あまりSNSではシェアしませんが、彦根でもLinksというとこで、子どもさんへのサポート活動をやってます。今日から来てみる やってみる 「土曜教室てみる」に参加。母校へサポーターとして戻ってきました。 中学生の時は実は結構勉強してました。ホンマです。(笑)周りの先生は、応援してくれたり、寄り添ってくれました。やはり先生は忙しく、中には夜中日付を超えて残ってる先生もいました。「でもみんなもがんばってるからなぁ。」その言葉は今でもよく覚えています。 でも部活はロクにせず、放課

          【また会えて、笑いあえる。幸せな奇跡。】

          5月も栗東BBS始まりました。 今年からはたくさんの中学生の子が仲間入り。新たに素敵な色が加わりました...! ただ昨日は不安な中のスタートでした。こうして出会えて、笑い会える。それが奇跡で、決して当たり前でない。どれだけ幸せな事か。痛感した1日でした。 大学からBBSに向かう直前、同僚の学生と昼食をとっていると、大津での事故のニュースが入りました。写真の交差点名は「大萱」。大津の事故現場は、私の龍谷大学瀬田キャンパスからも少し近い場所です。 GW開けはいろんな事が起こ

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