子どもの場ー「あったらいい」ではなく、「なくてはならない。」
不要不急ってなんだろう。難しいなぁ。本当に不要不急なモノやコトってあるんだろうか。
3月に学校の休校措置がとられてからもう2ヶ月以上。滋賀県ではこんな要請が出されました。
まあ僕は子ども食堂だけをしていたのではないんですが。でも絶対"不要不急"ではないはず。
僕は彦根と栗東の3団体で、週1ペースで学習支援や交流をしています。自分で言うのもなんですが、ありがたいことに子どもたちやサポーターさんも多いです。
今日はどんなことをしゃべろうか。どんないたずらをしようか。始まる前も、終わった後も、学校やお家で楽しみにしゃべってくれているようです。学級閉鎖になっても「来たい!」って言ってくれた子もいました。(正直それは勘弁してほしいけど..)
一方で、例えば、ずっとイヤな集団生活を、1週間なんとかずっと耐えて...この場でゆっくり過ごす子もいました。
僕は自分の活動を「居場所づくり」となるだけ言わないようにしています。だって「居場所」ってそれぞれの人が感じることだから。
でもこうやって「居場所」にしてくれている人がいるわけで、
もしその「居場所」の機会がなくなってしまったら。
例えば、
あなたが唯一安心してすごせるという場所や、その人がいれば安心できるという人がいたとき。
その場所が、人が、なかったら。
あなたはどうですか。
「居場所」は「あったらいい」ではなく、「なくてはならない」のです。
だから、必要なんです。
だからできることを考えるんです。
今、子どもたちを集めて今まで通りしていたことは難しい。
でもよくよく考えたら、本当に集まらなくってもできることがあるよね。
僕はそっちに動きたい。
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