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空は青くない雨は降らない。空は誰のものでもないが仰ぐことに焦がれるだけだった。照らすな誰もと祈りながら、痛みを恐れているだけだった。咲く前に萎れていく花の香りを知る術はない。
エンドレスポエトリー
エンドレスポエトリー やはり、心の拠り所。
ありがとうホドロフスキー。
ポエトリーな気持ちになったのでエンドレスポエトリーポエトリーをします。
『喜びは赤く体を満たし
ようやくの目覚めに 命と踊る
道はなくとも歩めると知れば
人生の始まる音が鳴り
二度と戻らぬ父に口付けを
憎しみ引き受け 愛を手向けた
さようなら 心の船と渡る海
果てには燃え盛る場所があるという
潮騒が閉じた手紙を
潮風に乗せ
枯れた草が好き。夕になれば燃えたように見えるから。冷たい空気を体で受けながら、炎の中を駆け抜けていきたい。
枯れた草が好き。生の鋭さを称えた顔をしているから。命への柔らかな讃美歌を奏でながら、風と最後のダンス。「長い付き合いだったな」互いを労う優しい音。
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ティーバッグから水に広がっていく、その淡い色を眺めていた。どこからが紅茶の始まりなんだろう。ふんわりと勢力を拡大していく茶色と、合わせて香るアールグレイ。意識して瞼をゆっくりと閉じる。そして大袈裟な深呼吸をして、華やかな空気を独り占めする。肺を幸せで満たす、そんな妄想をする。
割れた壺か、お茶碗か、陶器のやわらかな破片。どこまでも続いていくような曇り空とそれを鈍く反射した海を見ながら、波の音に包まれて浜辺を歩いた。飽きるまで歩いた。
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長いツイートみたいなnote
ショッピングモールは心が荒む。普段は微笑ましく思えるカップルも、ショッピングモールですれ違うとアホ面しやがって、などと心の中で思ってしまう。ここで謝っておきます、ごめんなさい。なぜなんだろう、ショッピングモールの何が私の心を波立たせているのか。恐らくだが、狭い空間に人がひしめき合っているのが要因だと思う。隣の家族の母親の口が悪いな、とか、それに父親は押されているな、とか、道幅が狭いのに横並びになっ
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