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コーヒーとお酒 Vol.28 ウクライナの白ワイン その2

Trubetskoy RHINE RIESLING LIMITED SERIES (2016) ウクライナ

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ずっとウクライナ情勢のことが気がかりで、ウクライナのことを調べています。

そんな中で見つけたのがウクライナの白ワイン

昨年の1月から白ワインにはまってずっと飲み続けてきています。というと酒飲みな印象を持たれてしまうかもしれませんが、僕はお酒には弱くて量をたくさん飲むことができません。それでもお酒のテイスティングは好きです。

僕にとっては赤ワインよりも気軽に飲める白ワイン。世界各地の産地を飲み比べています。

少しでもウクライナに興味を持ちたい。そのきっかけが白ワインでも良い。

そんな折にネット上で、ウクライナワイン専門店Vino Pionerさんを発見しました。ここでウクライナ産の白ワインを何本か注文。

今回紹介するのは、Trubetskoy RHINE RIESLING LIMITED SERIESです。

↓今回買ったワイナリー(Prince Trubetskoi Winery)のウェブサイトを見てみます。興味深いのが、言語選択で、ENG(英語)PYC(ロシア語)YKP(ウクライナ語)の3種類あります。ふと、ウクライナ語とロシア語の語彙は約60%共有していると聞いたことを思い出しました。

↓このワイナリーがあるところがヘルソン州。残念ながら本日ロシア軍に制圧されてしまいました。ヘルソンを制圧したことで次はさらに西の都市オデッサ制圧に向けて侵攻中のようです。

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日本にいる自分がウクライナのワインを飲めるぐらいにグローバル化した世の中なのに、なんていうことでしょうか。

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このワインのお味は、残念ながら僕の好みの味ではありませんでした(酸味が強すぎました)が、キリル文字(ロシア語で使われている印象の文字)で書かれたラベルが貼られた白ワインは初めてのこと。

そんなところにロマンを感じてしまいます。海外の人が漢字デザインを見て嬉しくなるのと同じ感覚かもしれません。

果たしてウクライナのワイナリーはどんな状況なんだろう。

おいしいもの合戦のような戦いがなんでできないんだろう。

みんなで幸せの乾杯ができる日が来ることを願っています。

火曜日。大変な毎日です。それでも希望を持ち続けること。

皆さん、おやすみなさい。

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3月15日 カエサル(B.C. 102 - 44)この日ローマの元老院で殺された。第一次三頭政治をへて、独裁者となった。その間ガリアやエジプトに戦った。文筆にもすぐれた。

賽は投げられた。
 カエサルがルビコン河を渡った時の決意の言葉。ガリア平定後、元老院の禁止を無視して渡河、ローマを占領したのである。
来た、見た、勝った。
 黒海沿岸の覇者ファルナケス二世を征服したとき、その激戦と敏速な勝利をローマの友人マティウスに書き送った手紙の一節。
わが子よ、お前もか。
 暗殺者の中に、わが子と呼んで愛していたブルトゥスを見た時の絶望の言葉。


桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より

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3月15日 ライ・クーダー(1947 - )この日生まれたアメリカ合衆国のミュージシャン、ギタリスト、歌手、作曲家。

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3月15日 平塚らいてう

元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く病人のような蒼白い顔の月である。 私どもは隠されてしまった我が太陽を今や取戻さねばならぬ。(「青鞜」創刊の辞)
「平塚らいてう評論集」小林登美枝・米田佐代子編、岩波文庫、一九八七年

木田元 編 一日一文 英知のことば(2018)岩波文庫より

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