坂本龍一の遺作を聴く〜芸術は長く、人生は短し〜
坂本龍一の遺作となった「12」を聴く。
去年は悲しみに満ちて響いたけれど、今年は癒しに満ちて響くから不思議。
去年は、こんなに素晴らしい音楽があるのに、あの人はいない。
今年は、あの人はいないけれど、こんなにも素晴らしい音楽がある。
この違いなのだろうと思う。
人が亡くなるというのは、こういうことなのだろう。
そして、芸術が残るというのも、こういうことなのだろうと思う。
芸術は長く、人生は短し
“Ars longa, vita brevis.”
Art is l