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配属ガチャ、転勤、転機の受け止め方 〜「人は流れていくもの」と思うこと〜

この4月、わたしは仙台から東京へ転勤してきました。
自分の中では予期せぬ転機でしたので戸惑いましたが、新しい仕事、新しい人間関係、新しい生活に慣れつつあるところです。

みなさまはいかがでしょうか。どんな春を迎えていらっしゃいますでしょうか。

さて、今日の本題。
自分としては不本意な配属、急な転勤、予期せぬ社内異動はどう受け止めたらいいのでしょうか。

わたしの場合は、自分の性格もあるのでしょうが比較的前向きに受け止めることが多いです。
変化のきっかけ、成長のチャンスをもらえたと好意的に受け止めて切り替えるようにしています。

もしかして、会社からこう期待されているからではないか。
自分のこの能力、こういう長所が新しい部署、この部署で必要とされているのではないだろうか。
そう推測して前に進むようにしています。

「ジョハリの窓」の話ではないですが、自分では気づかない点が他から評価されているのではないか、とも思ったりします。
自分の特定の仕事に関する興味や関心が、その仕事に適しているか、向いているかは客観的に見てみなければ(見てもらわなければ)分かりませんから。

その昔、日本を代表するF1ドライバーの中嶋悟さんがテレビに出演された時のメンタルに関する発言が、今でも印象に残っているのですよね。

司会者「でも、大変でしょう。運転していると、ものすごいスピードで電柱や周りの物が迫ってくるわけですから!」
中嶋さん「いや、それが違うんですよ。違うんです。『自分がそこへ猛スピードで行く』んです。」

このようなやり取りを聞いた時、そのような受け止め方があるのか、と新鮮に思いました。

そうだ。自分は流されていくのではない。「自分の意思で流れていく」のだ。
自分は世の中に流されていく存在ではない。流れていくのだ。
漂って、漂わず。

この日々の暮らしのベースにある思いを変えるだけで、日々の受け止めや毎日の入り方がまるで違ってきます。

もし、この春、不本意な配属、転勤、人事異動を経験されているみなさま、
予期せぬ転機をむかえたみなさまへ。

どうか負けないでほしい。
受け止めて、前へ進んでいってほしいです。

休みつつ、前へ。

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