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これであなたも会話の達人に 〜「あいさつ+ひと言」運動で、人見知りや人間関係は劇的に改善する〜

梅雨を控えて、空は雨の気配で気持ちもどんより。
雨の時は、気持ちがふさぎ込んだり、何をするにも億劫に感じるという方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日はそんな気分が乗らない時の人付き合いのヒントをお話ししたいと思います。

みなさんが職場や学校、街なかで誰か知り合いと会った時。
その人と交わした挨拶の後ですぐに次の一言をつなげる、すかさず何かを話しかけることを意識して続ければ人間関係は不思議と良くなりますよ、というお話です。

その日のコンディションによっては、誰しも気分が乗らない時、寝不足や疲れから人と話すのが億劫な時があったりすると思うのですよね。
あるいは自分自身がそもそも人見知りや口下手だと思っていて、とにかく他人と話すのが苦手で人を避けたいという方もいらっしゃるかもしれません。(…かつての私がそうでした。)

そのようなコンディションの時に知り合いの誰かと会った時には、「おはようございます」「お疲れさまです〜」と挨拶だけ交わしてとにかくその場を離れてしまいがちですよね。
この時、最初に交わした挨拶の後に、何か一言添えてみてください。

・その日の天気の話(寒い、暑い、台風が来るなど)
・前日にあったスポーツの試合の話( 大谷翔平選手、サッカー日本代表の話など )
・人気のテレビドラマの話( 朝の連ドラほか )
・相手の趣味や関心ごと、“推し“に関する話
・相手のご家族のこと( お子さんの具合どう?)

私の場合、最初は天気の話や二人に共通する話題をつなげることが多かったです。
そして、慣れてきたら少しずつ相手のことだけに関する話、特化した話題を続けるようにしていきました。
そうすると不思議なことに、相手との会話が弾み、相手も楽しそうに心を開いてくれるような気がしました。
きっと、挨拶を交わした相手が「ああ、この人は自分に関心を持ってくれているのだな」と感じてくれたからなのだと推測しています。

ドラマ好きな友達には、「おはよう」の後で「あの展開ってどうよ?」とつなげてみる。
スポーツ好きの友達には、「また負けたな」と少しいじってみる。
そうすることで、会話の広がりを通してちょっとずつ人間関係に血が通ってくるのが実感できるかもしれません。

そのうち、自分自身にもちょっとした変化が訪れることでしょう。
私の場合、“人間関係や人付き合いは、週刊誌や漫画の連載を読むようなものだ”と感じるようになりました。
誰かと話すことは、“その人と以前話した最後の話題を覚えておいて、挨拶のすぐ後につなげてあげること”に等しい。その人との“連載”の最後を覚えていて、次に会った時にさりげなく触れてあげることと近いのかもしれません。
相手の言葉に触れることは、相手の心に触れることだとも言えると思います。

私に訪れた変化をもう一つ。
「あいさつ+一言運動」を続けることで、相手への好奇心が芽生え、周囲の人に対しても心が開かれる感覚を覚えました。
相手を観察したり、自分との共通点を探してみたりするうちに、知らず知らずオープンマインドになることができたのかもしれません。

もし、みなさまがこのようなご自身の変化を実感できた時、周りの人との人間関係はきっと劇的に改善することと思います。
どんな時でもおそれることはありません。
よろしければ、一度お試しください。

ただし、無理は禁物です。
本当に一人になりたい時、疲れている時にはゆっくり休んだ方がいいと思います。
本当にしんどい時には、挨拶だけ交わしてそのばを離れてほしいと思います。

それではみなさま、今日もよい一日を。

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