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2023年 今年の漢字。世相も、自分も振り返る。

2023年も残すところ、あとわずかとなりました。
皆様にとってこの一年は、どんな一年だったでしょうか。

先日、日本漢字能力検定協会が京都の清水寺で発表した今年の漢字は、「税」でした。
増税や減税、インボイス制度など、税に関する話題が今年の世相を賑わせたからだ、という理由だそうです。

私としては、ウクライナや中東情勢を思えば、平和を願う「和」や「祈」などがいいかなと考えたりしました。
また、WBC野球での侍ジャパンの優勝や大谷選手の活躍もあったので、野球ネタから来る「憧」、「翔」など少し明るいネタでもよかったかなと思いました。
しかしまあ、ここ最近の世相を見ていると、今年の漢字は「裏」でしょうかね。

翻って、皆様ご自身を振り返っての漢字は何になりますか?少し振り返ってみてはいかがでしょうか。

私自身は、毎年お正月に、今年のありたい自分、夢や抱負を表す漢字一文字を、手帳の最初のページに書くことを続けています。

ちなみに今年書いた漢字は「器」でした。
強く自分の意思を持ちつつ、誰かが入り込める余白を持ちたい。
人の意見をよく聞き、2〜3割の余白、つまり伸びしろやゆとりを用意したい。
人を包みこむ温かさを持ち、同時に、超然として人に媚びずにいたい。
こんな自分になりたいと書き出しているうちに行き着いた感じが「器」という漢字だったのです。

結果として理想倒れに終わってしまい、振り返っては苦笑するばかりなのですが、それでも自分自身を漢字で振り返ることができるのは年末のちょっとした楽しみになっています。

家族や仲間うちで集まって、「今年の世相」、「今年の自分」を振り返って「漢字トーク」をすると面白いかもしれませんね。
年初に今年のテーマとなる漢字を決めて書くことは、もしかしたら書き初めに通じるものもあるかもしれません。おススメします。

どうか、皆様がこの年末年始を、穏やかな気持ちで過ごすことができますように。

ありがとうございました。

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