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英国V&A博物館 吉岡幸雄作品展 「In Search of Forgotten Colours 失われた色を求めて」 2020年11月15日まで会期延長決定
2017年、イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)からの依頼で吉岡幸雄が製作した永久保存用の「植物染めのシルク」が当博物館に収蔵されました。
それを記念し、当初2018年6月2日(土) 〜2019年1月までの予定で特別展示が行われていましたが、2020年11月15日 (日)まで延長されることになりました。
イベント名:英国V&A博物館 吉岡幸雄作品展「In Search of Fo
ツムラ「漢方のある暮らし」吉岡更紗 紹介
ツムラのウェブサイト「LIFE with KAMPO 漢方のある暮らし」 にて、「染司よしおか」六代目・染織家 吉岡更紗を取材して頂きました。
染料となる植物は、漢方薬と共通するものも多く、染織の仕事と漢方との関わりなどについてお話ししております。
【前編】
【後編】
【過去の展覧会】日本の色 吉岡幸雄の世界 〜カッシーナ・源氏物語との出会い〜
2014年9月10日〜9月15日、京都タカシマヤ大インテリア展にて、吉岡幸雄が再現した源氏物語の衣装を展示いたしました。会場の一部はカッシーナの家具と共に展示。植物から生み出された美しい日本の色とイタリアモダンファニチャーの融合をお楽しみいただきました。
2014年9月18日 吉岡幸雄 染司よしおか工房だより より
支子色(くちなしいろ)
夏のはじめに白い花をつけてあたりに芳香を放っていた支子は、秋の終わりから冬のはじめにかけて、黄赤色の酒徳利のような形をした小さな実をつける。
中国ではこの実を古くから染料や薬用に用いていた記録があり、日本でも飛鳥から奈良時代にかけて、糸や布を染め、また食物の着色剤として利用していたようである。
私の工房にも、近くの薬草園や、支子の木がたくさんある寺院から実を送っていただく。天日でよく乾かすと、