染司よしおか

京の地にて、絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、すべて自然界に存在するもので染めています。https://www.textiles-yoshioka.com/

【過去の展覧会】日本の色 吉岡幸雄の世界 〜カッシーナ・源氏物語との出会い〜

2014年9月10日〜9月15日、京都タカシマヤ大インテリア展にて、吉岡幸雄が再現した源氏物語の衣装を展示いたしました。会場の一部はカッシーナの家具と共に展示。植物から生…

朝顔(あさがお)

もうすぐ7月、朝早く起きると朝顔の花が開いていて、その姿を見ると日々の暑さで辛い身体も、少しなごむような気がする。江戸時代に随分改良されて大きな花になったようで…

桔梗(ききょう)

この原稿を書いているのは7月13日、早いところではもう桔梗の花が咲いている。今年の季の移ろいが早いだけではない。ここ十年、二十年はすっかり真夏の花になっているよう…

支子色(くちなしいろ)

夏のはじめに白い花をつけてあたりに芳香を放っていた支子は、秋の終わりから冬のはじめにかけて、黄赤色の酒徳利のような形をした小さな実をつける。 中国ではこの実を古…

夕顔の色

奈良の知人の邸へ、夕顔の花が咲くのを見にいったことがある。まだ立秋まではひと月ほどある七月の上旬のことだった。陽が傾いて夕顔の花が咲くのを待っていた。 暑さのな…

空五倍子色(うつぶしいろ)

この漢字を読める方は何人おられるだろうか。この空五倍子色の原典は『古今和歌集』にある。「世をいとひ木の本ごとに立ちよりて空五倍子染めの麻の衣なり」という歌である…