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#526 ハードルがない人生に成長はあるのか

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「ハードルがない人生に成長はあるのか」です。

例えば、後輩を指導している時に、

できるだけ楽に
できるだけ失敗しないように

そうやってハードルを取り除くこともできます。

そうやってハードルがない道を歩んだ人に成長のチャンスってあるんでしょうか。

成長とは何か?
ハードルは必要なのか?

考えてみたいと思います。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
2025年2月23日(日)に行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。ホームページが公開されてますのでよかったら。
申し込み開始は2024年10月15日(火)〜です!みなさんぜひご参加ください!

◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は10月19日 (土)19:00〜勉強会「作業療法実践 のための報告」です。


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、10月26日 21:00〜 zoom勉強会
を行いますので、ぜひご参加ください!


それでは続きをどうぞ。


成長とは何か?


人は生まれてから、失敗の連続です。

赤ちゃんの時から、転んでは起き上がるからこそ歩けるようになるわけで、

そこには失敗を前提とした成長が準備されています。

失敗するからこそ「次はどうしようか?」と主体的に物事を考えるようになります。

その失敗には成長のために必要な主体性を秘めています。

自分で選択し、
自分で向き合い、
自分のことを知り、
自分の課題を見つける

これこそ失敗の正体であり、主体的に人生を歩むためのヒントがそこにはあります。

それを楽しめるかどうかは自分次第ですし、

ネガティブにしか捉えられないなら、楽しめるように試行錯誤することが必要です。

成長のためのヒントは失敗にこそ隠れているんだと思います。


ハードルとは何か?


では、指導者である我々が行うことは何か?

それはハードルをうまく設置することにあります。

越えられない壁を準備しても、それを乗り越えることはできません。

ハードルとは乗り越えるべき存在であり、その人のスキル次第では越えられます。

万が一の時は倒しても前に進むこともできるわけです。

ハードルを設置しなければ、そこはただの道が並んでいるだけで平坦です。

その道を整備してしまえば、そこには成長なく前進する人間がいるだけで、

そこには前に進んでいるんだけど、主体的な意志は存在しないかもしれません。

何なら歩いているだけでいい。

そんな状況で進むこともできるけど、それでは成長はないかもしれない。

そして、後で振り返った時に後悔するのはその人自身です。

平坦な道に慣れた人は、平坦な道しか歩けなくなるからです。

その人の能力を見極め、そこに合ったハードルを設置する。

それを越えられるように、その人が試行錯誤できるように応援することが指導者の役割だと思うんです。

昨今、タイパ・コスパなんて言われますが、それだけでは物事は変わりません。

まずはあなた自身がハードルを超える姿を見せることがスタートかもしれませんね。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。



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