#305 ”やる気が出る”のは理由がわかるから
さて、今日のテーマは「やる気が出るのは理由がわかるから」です。
チームで何かに取り組んでいるときに、人によって温度差があることがあります。
様々な人がその場に集っているわけなので、それぞれそのモチベーションに違いがあって当然だと思います。
ただ、モチベーションが上がらない人にも事情があって、その要因の一つが「理由がわからない」ということだと思います。
そのことについて解説していきます。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、幸せな生活の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
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それでは本題に入っていきましょう。
”やる気が出る”とは
そもそも”やる気”とは何を指しているんでしょうか。
様々な言葉で表現されることが多いですよね。
意欲、モチベーション、目標達成、課題設定、行動変容
これらのような前進しようとする行動につながるものだと思います。
これらにつながるものとして”動機付け” という言葉もあります。
”動機付け”は、まさにやる気につながるための理由になります。
この言葉が表すように、何か行動するためにはそこにつながるための理由が存在します。
理由のないやる気はには根拠がないため、一瞬で消えてしまいます。
「なんだかいけそうな気がする!」
まあ、これはこれで大事なんですが、これはやる気というより”勢い”ですね。
自分に運が向いてて、何か今行動した方がいい!という感覚があれば、それに従えば良いと思うんですが、”やる気” と呼ばれるものとはまた少しニュアンスが違います。
”やる気” には理由があって、
「〇〇ができたからやる気が出た」
「〇〇を手にいれるためにやる気が出る」
など、何かを達成した経験や、これから達成すべき課題に対してやる気というものは向けられているんですね。
だから、
「やる気が湧かない」
「モチベーションが低い」
「意欲がない」
など、やる気がないことがダメなように表現されることもありますが、それはそれで問題で、まずはそのための理由は準備されているかを考える必要があると思います。
チームのやる気を支援する
チームにとってのモチベーションを上げていくためには、その目的を明確にする必要があります。
曖昧な目的のままでチームが進んでいても、そこにやる気が出現することはほとんどないと思います。
もちろん、人によってやる気の高さには個人差がありますので、みんながやる気が出るというわけではないんですが、
少なくとも、集団にとっての進む方向性が見えていなければ、やる気なんてものが湧いてくるきっかけも存在しないということになります。
チームとして目標を立てることがあると思いますが、それは何のために立てているんでしょうか?
自分のため?
組織のため?
チームのため?
顧客のため?
いろんな視点がありますが、”やる気” ということに焦点を当てたときに、はそれがどこに向かって、何につながるかは明確に伝える必要あります。
ただの表面上の、何となく全体的な感じを伝えたとしても、そこから自分たちの行動の理由を見出せなければ、それはチームのやる気にはつながらないということです。
「私たちがやる気を持って取り組んだ先に一体何があるのか?」
この理由を考え、それを伝えていくことが、チームのモチベーションにつながっていくんだと思います。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
よろしかったら、スキ❤️&フォローをよろしくお願いします。
ではまた。
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