マガジンのカバー画像

町歩き、歴史探訪

88
散歩しながら歴史を探したり、博物館でその町の歴史を感じるのが趣味です。 ぜひ、旅を楽しみながら、数十年、数百年の時を感じてみませんか?
運営しているクリエイター

#ダム

また、秩父に泊まった(秩父の「青」…ダムと長瀞と荒川と)

また、秩父に泊まった(秩父の「青」…ダムと長瀞と荒川と)

秩父へ向かう
新緑の 青が煌めく 秩父の山
都会のせまい箱の中で、喧騒の中で苦しむ毎日は、せまくみみっちい人間関係か、自分で勝手に箱を作り閉じこもっているのか。

そういうクサクサで、イジイジとしている自分、割とお金がある今。自分を癒してくれる旅、どこへ行くか思ったところ、僕の愛する隣町、秩父が呼んでくれた。決して面倒で「秩父で良くね?」と思ったわけじゃ、多分ない。
神様が、秩父が「きっと今、必要

もっとみる
雑記:ダム湖の散策 ~相模湖から宮ケ瀬湖へ。

雑記:ダム湖の散策 ~相模湖から宮ケ瀬湖へ。

4600字くらいです。いつも長くてすいません。

ワクワクの相模湖へ昨日は相模湖に沈んだ村「勝瀬」について話を聞きたく、中央線「藤野」駅近く(徒歩20分)の資料館「吉野宿・ふじの」へ赴いた。
先週も訪れたが「勝瀬」についての情報は皆無。資料館の人にいろいろ聞いてみると、「来週の日曜日に詳しいものが来ますが」とのこと。
僕は「じゃあ、来週も来ます!」と予約をとるように答えた。

同時に先週は、本来「

もっとみる
津久井湖に沈んだ集落 ~タイムトリップの旅①(※史実をもとにした妄想です)

津久井湖に沈んだ集落 ~タイムトリップの旅①(※史実をもとにした妄想です)

小分けにして書きます。2500字くらい?

津久井湖に沈んだ沼本集落を、タイムトリップしたつもりで歩いていきませんか?
道志川と相模川が合流するこの土地を沼本というらしい。

水田が広がる集落。川端を歩きながら目の前に見える丘。緑のむせ返るようなにおいに、自然豊かな田舎に戻ってきたように思える。

「喉かわいたなぁ。」汗まみれの手を引いて、さっきから口数が減った幼子に声をかけても、声無く頷くだけだ

もっとみる
西武の水がめ・奥多摩

西武の水がめ・奥多摩

水を確保せよ!奥多摩をダムに選ぶ。東京の近郊である西武や多摩地区。西武線や中央線・京王線など交通の発達で都内で働く人々が多く住む地域。池袋や新宿・渋谷などのターミナルを入口として、これらの路線は東京の近郊都市の世田谷や、神奈川の川崎・横浜・相模原ともつながる。

その水源である多摩川。江戸時代には玉川上水が羽村から四谷まで伸び、「人が住めない土地」と言われた台地・丘陵地が多く水が得にくいこの地域を

もっとみる
必ず水を確保せよ!

必ず水を確保せよ!

観光は楽しいものだ。その地域にある独特な景色、名物名所など町のようす、食、キャラ、などなど。わたしたちの日常から遠いものに出会うことで、人生に楽しみや潤いを感じることができる。
同時に、その町の歴史を知ることで、わたしたちは何十年・何百年もの経験を体感することができる。筆者はこれまで何度も「町歩きタイムトリップの旅」を書いてきた。
歴史を味わうには、郷土資料館や歴史博物館がわかりやすい。東京を中心

もっとみる
お茶の町、入間

お茶の町、入間

ようこそ、入間へ入間(いるま)市っていうよ。人間(にんげん)市
て言わないでね。
こんにちわ、今日はあたしがお茶の産地である入間と狭山丘陵を紹介するね。

日本三大茶の狭山茶「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす♪」
埼玉の西武、狭山丘陵から多摩へつながる一帯の斜面が広がる台地。
狭山市(西武新宿線の川越方面)に行かないでね。狭山市には狭山丘陵はないし、狭山茶も入間市(西武池袋線の飯能・秩

もっとみる